まほろ駅前狂騒曲 ~松田龍平の適当感、脱力感がいい。真面目に便利屋やってます。割と。~
【タイトル】まほろ駅前狂騒曲
【監督】大森立嗣
【一言あらすじ】便利屋が色々巻き込み巻き込まれ。
今回、観た映画は「まほろ駅前狂騒曲」です。この映画は過去に映画化1回、ドラマ化1回している作品でして、この映画はまほろシリーズの3作目になります。
シリーズものではありますが、過去作を観ていなくても楽しめます。過去作を観ていれば、より楽しめます。
ちなみに原作は「舟を編む」「WOOD JOB!」などの映画の原作も書かれている三浦しをんさんです。
評価
★★★☆☆(★3.0):松田龍平が好きならぜひ。
ストーリーとしては出来が良くないです。本当に意味のないストーリーです。物語に配置されているあれこれが意味ないです。意味のない登場人物、意味のない設定、意味のない台詞。ただ、僕は松田龍平が好きだから観た。松田龍平が好きだから★3.0。松田龍平が好きだから面白かった、と言います。
多分、主演2人が好きでなかったら面白くない。これだけは言えると思う。
僕は松田龍平の脱力的な演技が好きなので、面白かった。
間違えました。松田龍平が好きだから、松田龍平は面白かった。ストーリーは全然ダメ。むしろつまらん。
もう少しあらすじ
まほろ市で便利屋を営む多田啓介(瑛太)のところへ、中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)が転がり込んで3年目。行天と凪子(本上まなみ)の娘はる(岩崎未来)を預かって四苦八苦する中、まほろ市の裏組織の人間である星(高良健吾)から、駅前で毎日のようにビラ配りをする怪しい団体「家庭と健康食品協会」の調査を依頼される。やがて、その協会は以前新興宗教団体だったことがわかり、代表の小林(永瀬正敏)が行天の過去を知る人物だと判明する。さらに調べを進める多田たちだが、思わぬ形でバスジャック事件に巻き込まれていく。(シネマトゥデイより)
めんどくさかったので、毎度のごとくシネマトゥデイさんから引用しました。ありがとうシネマトゥデイ。正直、物語を楽しむ映画ではなかった。1作目の映画は割とシナリオの方も面白かったんだけど、今作は僕にとっては松田龍平を眺めるためだけの映画になってました。
多分、観てもらえれば言っている意味が分かると思う。
以下、ネタバレ増えます。
まほろじゃなかったら...
上の方で散々書いてるけど、シナリオはあってないようなモン。
映画の中で
・仰天(松田龍平)の子供を2人が預かる
・街に現れた変な新興宗教団体の行動
・仰天の過去と繋がっている宗教団体のボスの小林(永瀬 正敏)
・宗教にハマった親の子ども
など色々なところをつまみ食いしますが、どれもこれも中途半端かつ意味不明
これ以外にも細かい部分で理解できない部分があるけど、自分の中で処理が追いつかなさすぎて割愛します。
個人的には前映画やドラマの方もゆる~い仕上がりだったので、さらにゆる~くなったとしてもある程度、『「まほろ」シリーズだから仕方ないか。』と思えるけど、果たして、初見の人はどうだろうか?笑
まとめ
いつも以上にまほろ駅前シリーズっぽさが出ています。とはいえ、元々映画化向きの原作じゃなかったかもしれませんね。ハマる人にはハマる。という身も蓋もない感想です。
個人的には、まほろシリーズの松田龍平が好きです。あとは「探偵はBARにいる」シリーズの彼も好き。
とりあえず、この映画を観た後はベージュのステンカラーコートが欲しくなりました。春に向けて買おうと思います。
松田龍平になりたい。
松田龍平出演作品
鑑賞:2018.01.14