【タイトル】探偵はBARにいる3 日2017
【監督】吉田照幸
【キャッチコピー】命を燃やすものは、あるか?
こんにちは。ぎぶそんです。
感想記事の前に書きたいことがないので、さっそく記事を書きたいと思います。
感想・軽いネタバレ
評価
★★☆☆☆(★2.0):前作、前々作が★3.0とすると、今作は★2.0になりますな。
シリーズ通して観てます。松田龍平が好きです。大泉洋はあんまり好きじゃないです。
でも、このシリーズの大泉洋は好きな方。ギリギリ。
そんな僕が観た今作の評価★2.0ですね。
前作までは結構面白くて、★3.0ぐらいなんですよ。普通に面白いし、テンポも良かったし、依頼の調査をしていくと行き着く事件に面白さがあって、コメディとシリアスのバランスが良かった印象。今作は観れども観れどもシナリオに平坦さが目立つ仕上がりで、事件を起こした犯人の動機に説得力を感じれなかった。
もちろん事件を起こす人間にとっての動機ってのは様々だろうし、それに関しては他人がとやかく言う資格はないんだけど、映画にする以上は万人にウケる動機にしておいた方がいいよね。今作は事件の内容が薄い。
もう少しあらすじ
女子大生の彼女が行方不明になったので捜索してほしい、というよくある依頼が舞い込んできた。あまり深く考えずに依頼を引き受けた探偵(大泉洋)と高田(松田龍平)は調査を進めていくと、思いもよらなかった大きな事件にたどり着いてしまう。
このシリーズの面白いところはなんてことない依頼を調査していくと大きな事件に繋がっていくところだと思うんすよね。
んで、繋がっていく過程で、探偵が個性豊かなキャラクターと絡んでいくコメディ部分や、ヤクザなどとの戦闘シーンにおける探偵と高田のバランスであったりが面白い。
今回は1と2でやってきた内容を踏襲しているのは半分良いことだけど、半分は良くないこととで。アップデートしなきゃマンネリになっちゃうんだよね。特に大泉洋と松田龍平がマンネリを呼びやすい俳優だし。
結果的に3は主役の2人の勢いといい、シナリオ面といい、コメディパートもシリアスパートもパワーダウンしていることは否めないかな。
原作を基にしたオリジナルストーリー
観終わった後に「パワーダウンしたな」という感想を持って。記事を書くための情報を得るためにWikipediaを見ると
『ススキノ探偵シリーズ』を基にした映画オリジナルストーリーであるが、小説第1作『探偵はバーにいる』から一部設定を引用している。前作まではPG12であったが、本作はG指定になっている。
と書いてありました。
後付け的な感じだし、先入観的なモノがあるかもしれないが
「だから面白くなくなったのかなぁ」という感想を持った。
鑑賞:2019.05.06