英国王のスピーチ　～演技は素晴らしい！内容はイマイチ！～

【タイトル】英国王のスピーチ　　　　　　　　英2010/米日2011

【一言あらすじ】王様が吃音症を克服しつつスピーチする話

５月下旬に入ってきて、いい感じで映画を観れてる気がする。前に観た「マジック・イン・ムーンライト」を観てからコリン・ファースが気になっていたので観てみました。公開してた当時も結構気になってて、ストックには前から存在してたけど、なかなか観る機会がなくて５年越し、６年越しの鑑賞になりました(笑)

ジャンルはドラマになるのかな。でも、すごい感動する訳でもないです。クスっとなる部分もあったりしてバランスの良い映画だと思います。個人的には爆発が起こらなかったので、少し残念。

感想・軽いネタバレ

評価

100点満点中65点

コリン・ファースの演技って癖があってカッコいいですね。そして、スーツが似合う俳優だなぁと思います。そして、ジェフリー・ラッシュも素晴らしい演技をしてます。２人の掛け合いが見どころの１つです。

なんかね、118分もあるのに、内容がそんなにない気がする。満足感がない。そんな映画。

メッセージ性があるわけでもないし、コメディがあるわけでもないし、はっきり言うと微妙。

せっかくの第2次世界大戦前の時代設定なのに、その部分がほとんど前面に出てこない。映画の中での場面数が少ないのが勿体ないかな。

もう少しあらすじ

ジョージ６世(コリン・ファース)は吃音症に悩んでおり、色んな医者に相談するも効果が見られずにいた。そんなある日、ジョージ６世の妻であるエリザベス(ヘレナ・ボナム＝カーター)は言語療養士ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)の噂を耳にする。２人はライオネルの元に訪ねることにした。

吃音症の王様と言語療養士の話ですね。なんか史実に基づくみたいですよ。

主人公のジョージ６世は吃音症のせいで人前で話をするのが嫌いな人間です。映画の序盤は王位を引き継いでいないので、特に問題はないんですが、なんやかんやあって王位を引き継ぐことになります。そうなってしまうと、国民の前でスピーチをしたりする場面が多くなり、その出来で国民からの信頼度が上がったり下がったりします。

そこで、ライオネルの出番です。平民でありながらジョージ６世のことを助けていきます。

「うおおおおおお！！！！」って盛り上がることもなく

なんていい話なんだ...とか、よっしゃああああああ！！！とかもなく。

最後に大事なスピーチをするジョージ６世を療養士として、友達として支えるライオネルの姿を観て映画が終わります。

結構、あっさり。