【タイトル】リピーテッド 英米14/日15
【監督・脚本】ローワン・ジョフィ
【出演】ニコール・キッドマン、コリン・ファース、マーク・ストロング
【一言あらすじ】記憶を1日しか維持できない女性が記憶を取り戻す話。
久しぶりにサスペンス系の映画を観ました。それにしても、ニコール・キッドマンは演技の幅が広いですね~。なんかカッコいいですよね。スタイルも良いし。コメディもできて、シリアスもできて、ドラマもできる。すごいと思います。
さて、今作はすごくシンプルな映画です。
まず上映時間94分。短い。あっさりテイストで観れる。
次に出演者数が少ない。なのですっきり観れる。
エッチなシーンもなければ、グロいほどの暴力シーンもないし、ダークなシーンもそんなにない映画です。
感想・軽いネタバレ
評価
★★★☆☆(★3.0):普通に楽しめました。
うーん。なんだろうな。良くも悪くも「普通」の映画でした。本当に。特別面白いシーン、面白くないシーンが続くわけでもないし、ハラハラドキドキするシーンが続くわけでもないし、かと言ってつまらない訳ではないんです。映画内で時間が経つにつれて、テンポよく謎が明らかになっていき、そして新たな謎が出てきて、「謎が謎を呼ぶ」とまでは言わないかもしれませんが、そんな感じです。
でも、斬新な設定やセリフ回しや演出もあるわけではないので、飛び抜けた良さがあるか。って聞かれても困っちゃいますね。多分、この映画はニコール・キッドマンやコリン・ファースを起用してなかったら退屈な映画になってたと思います。
よく知ってる(有名な人物)俳優が演じてるから、なんとなく画面がもってるのかもしれないね。
フラッシュバックの演出は好きでした。なるほどね。ってなる。
もう少しあらすじ
事故の後遺症で記憶を1日しか維持することのできないクリスティーナ(ニコール・キッドマン)は、毎朝、結婚していること、夫のベン(コリン・ファース)のことを忘れてしまう。ある日、ナッシュと名乗る医者から電話がかかってきて、夫には内緒で自分がデジカメで映像日誌を残していることを知る。
「記憶が1日しか維持できない」っていう設定って結構あるよね。「50回目のファースト・キス」もそうだし、1日ではないけど、邦画でも「博士の愛した数式」とかあるし、設定としては好きな部類です。今、挙げたのはラブコメやドラマ系なので、「リピーテッド」とはジャンルが違います。んで、やっぱり記憶を維持できないとなると、映像で日記をつけるって大事だよね。なにより、自分自身の姿で日誌をつけてるから信用度が高い。
よかったところ・わるかったところ
上記でも触れましたが、フラッシュバック的な演出は上手いですね。短い時間の中で、しっかり騙して、しっかり回収します。
ただ、すっきりしすぎて、なんとなくオチが分かってしまうかなぁ。そして、バレてからが少し長い。なんとなくもっさりしちゃう。
ニコール・キッドマン:最近は「パディントン」なんかで有名ですね。あとは「アザーズ」や「奥さまは魔女」とか好きです。
コリン・ファース:僕はなんとなく相性が悪いです(笑)「キングスマン」「英国王のスピーチ」なんかよかったです。
鑑賞:2016.06.16