海街diary ~メインの4人のうち1人でも好きなら観るべき!内容は普通だよ~
【タイトル】海街diary
【監督】是枝裕和
【キャッチコピー】家族を捨てた父が、のこしてくれた家族。
【一言あらすじ】腹違いの妹と3姉妹が新しく家族になる話。
やばい。やばくないけど、やばい。
僕が邦画を2本連続で観てるなんて...何があったんだ?今月は3本目だ。
邦画って嫌いではないんですが、(これ言うと文句言われそうですが、)同じ2時間を映画という娯楽に費やすなら製作費が高い方がお得じゃない?という持論があります。まぁお金をかければいい作品ができるかと言えば、そうではないです。それは分かっています。それこそこの前観た「セッション」なんかは洋画にしては製作費は安いけど、超面白かったし。
こんなこと言ってると邦画をバカにしてるように思えるかもしれませんが、そんなことないですので。好きな邦画もたくさんありますよ!
今回の映画は「海街diary」です。豪華な女優陣を主役に据えて、日本アカデミー賞で作品賞、監督賞など4部門を受賞した作品になります。
漫画原作の作品なので、気になる方は漫画の方もどうぞ。僕も近いうちに読んでみたいと思います。
ざっくりとした感想ですが、主演の4人のうち1人でも好きな女優さんがいるなら観るべき作品だと思います!
僕は長澤まさみが好きです!!!!
......いや、大好きです!!!!!
エロい長澤まさみが観たいです!!!!!
感想・軽いネタバレ
評価
100点満点中70点
特に何も考えずに観ることのできる映画です。そういう点ではおすすめ。
ドラマ性は特にはありません。要は大衆向け映画。民放でやるってことはそういう映画。
いや、映画である以上、すべての映画は大衆(観客)に向けたモノですよね。でも、中には少しマニアックだったり、上映時にスクリーン数が少なかったりするものもある中で、この作品は日本アカデミー賞もとったし、告知もたくさんしていたし、分かりやすい有名キャストも使ってるし、ってことで、より大衆向けだよね。エッチなシーンもないし、暴力シーンもないし、悪い人も出てこないから安心して鑑賞できます。
是枝監督の特徴かもしれませんが、「家族」というものにスポットライトを当てています。腹違いの妹が家にやってきて、4人の絆的なものが結ばれていく過程を、4人ひとりひとりを少しずつ掘り下げていく感じです。そして4人を取り巻く人たちと鎌倉という街(鎌倉感はそんなにありませんが)。
ストーリーとしては盛り上がりに欠けるので、好きな女優さんが4人の中にいなかったら、点数は下がります。60点くらい。長澤まさみのおかげで10点上がりました。
もう少しあらすじ
鎌倉に住む3姉妹は14年前に家を出て行った父親が亡くなったことを知り山形まで告別式に参列した。そこで3人が出会ったのは中学生になる腹違いの妹すずであった。3人は山形を離れる際にすずに鎌倉で一緒に暮らさないかと言い、それに対してすずは行きますと答えた。
すずを迎えた3姉妹は4姉妹になり、鎌倉の街で過ごしていくことになった。
長女の幸(綾瀬はるか)は真面目気質でみんなのお母さんポジションで看護師として働いています。
次女の佳乃(長澤まさみ)は酒と男が大好きで、銀行の受付嬢をしている。
三女の千佳(夏帆)は自由で変わり者、地元のサッカークラブのサポーターでスポーツ用品店勤務 。
四女のすず(広瀬すず)は自分の母親のこと、自分の父親と母親のことで姉3人に対して引け目に感じている。
長澤まさみがイイ!
僕は長澤まさみが好きです。どこが好きかと言われると、どことは言えないんですが、なんか好きなんですよね。長澤まさみ自体も好きなのですが、声であったり、演じる役のキャラが好きなんだと思います。少しやさぐれていたり、がさつな感じの役だったりが多いイメージで、そういうキャラが好きなんですよね。
「モテキ」とか「WOOD JOB!」とか「プロポーズ大作戦」とか「若者たち」とかの長澤まさみが好きです。
「海街diary」の冒頭のシーンは良いですよ!
よかったところ
メイン4人も良いですが、周りを固める演者も豪華です。
良くも悪くもあっさりした映画なので、誰でも観ることができるのは良いですね。
わるかったところ
あっさりしすぎかなぁ。
鎌倉感も欲しかったし、家族の絆が割とあっさり描かれていて物足りない。
特に大きなイベントも起きないし、退屈。
4人の共同生活を観る映画です。
この映画を観て「感動した」「共感した」「涙が出てきた」「家族っていいな」的な感想は多分出てこない。そういう映画。
海街diary 映画 予告 CM 広瀬すず 綾瀬はるか 長澤まさみ 夏帆
鑑賞:2016.05.22