キングスマン:ゴールデンサークル ~スピーディに暴れる!勢いで乗り切れ!細かいことは気にするな!~
【タイトル】キングスマン:ゴールデンサークル
【監督】マシュー・ヴォーン
【出演】コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガートン
【一言あらすじ】紳士がマナーを作る.....だっけ?
こんにちは。ぎぶそんです。
今日はキングスマンの続編である、『キングスマン:ゴールデンサークル』を観ました。色んなスパイ物がある中、3作品目の公開日も決まっているようで、成功しているスパイ物と言っても差し支えないかと思います。
というか、スパイ物って多いよね。しかもスパイ物って住み分けが割と上手にできている気もします。とはいえ、ちゃんとスパイしているかどうかは置いといてください。本人(映画側)がジャンルをスパイ物にしているのであれば、それはスパイ映画です。はい。
トム・クルーズによるトム・クルーズのためのトム・クルーズ映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。イギリスの諜報機関MI6の工作員『007』。記憶を失いながらも自分探しをしている『ボーン』シリーズ。子供もスパイになれるっつーことで『スパイ・キッズ』シリーズ。
他にも単発作品も挙げれば、めちゃくちゃ数あるよね...。
すげーな、スパイ。どこにもいるじゃん。
......『ボーン』シリーズってスパイだっけ?記憶が曖昧だけど、いいや。
感想・軽いネタバレ
評価
★★★★☆(★4.0):前作と同レベルの部分もあれば、前作があったから助かった部分も。
少しだけ、おまけして★4.0にしました。今作を観終わった後に、前作の自分が書いた記事を確認したら★4.0にしていてびっくりした。なんか記憶的には少し扱き下ろしたイメージがあったんだけどなぁ...。ってことで、少しおまけしました。
個人的には、前作より、大筋は面白かったんですけど、細かいところでムムムってなりました。とはいえ、元々、大味になりそうそうなテイストの映画でもあるので、娯楽映画として鑑賞してみると、まぁまぁ評価が上がるんでないかい?と思う。
あ、でも、★4.0にしているけど、後半に文句も少し書いてます。
もう少しあらすじ
前作から1年後の話。同時期にキングスマンの候補生だったチャーリーに襲われるエグジー。なんとか追い払うことはできたが、その際にキングスマン構成員のデータが盗まれてしまい、各々がミサイルで襲撃されてしまう。キングスマンは壊滅してしまう。襲撃を免れたエグジーとマーリンはアメリカの諜報機関ステイツマンに助けを求めることにし、ステイツマンの本部を訪れると、そこには死んだはずのハリーがいたのだった。
コリン・ファース演じるハリーなんですけど、前作で敵に撃たれて死んだんですよ。しかし、今作で生きいるんですね。これ自体は別にありきたりな設定だし、公開当時もコリン・ファースがいるのを確認していたんで、「どういった経緯で生きてたのかな?」とワクワクしてたんですけど、理由としては特に面白味もなく、「なーんだ」という感想。
というか、生きていたことよりも、ステイツマン側の技術力に驚いた。やばい。
んで、なんやかんやあって、前作のコンビが復活して、コリン・ファースとタロン・エガートンの2人で物語を進めていきます。まぁ、この2人がいないとキングスマンっぽくならないよね。タロン・エガートンには申し訳ないけど、タロン1人ではキングスマンを引っ張るのは無理だと思うんだよね。うん。
いいところ・わるいところ、要するにまとめ
個人的に思ったのが、敵のやりたいことが前作に比べて分かりやすくなっている気がした。前作の敵が何をしでかしたか覚えてないってのがあるんだけど、前作で覚えていることと言えば、教会で銃撃戦をしたのと、敵のアジトで両足が刀みたいな女の人と戦ったのぐらいしか覚えてなくて、そういう意味では今作の方が敵のことを覚えれそう。あ、ラスボスはサミュエル・L・ジャクソンだった。
でも、今回の敵はアメリカ大統領を強請ってたぐらいだから、アメリカ的な敵なのね。なのに、イギリスのキングスマンがやりあうのって微妙じゃない?
最初にチャーリーに襲われるんだけども、そのチャーリーもイギリス人なんでしょ?なんかそのへんのちぐはぐが謎。
なんとなく諜報機関って国同士で対立してるイメージだしさ。
あと、エグジーの彼女設定も微妙だし、任務で他の女性を口説こうとするくだりも映画的な要素で言えば邪魔だよね。でも、大丈夫。娯楽的要素としては問題ないから。
そう、この映画はゴチャゴチャ考えずに観ればいいのさ。
色々考えてみたいなら、同じイギリスで諜報部員をやってる『007』を観ればいいってこと。