ロブスター ~僕は...可愛い女の子に飼われている動物なら何でもいいです!~
【タイトル】ロブスター
【監督・脚本】ヨルゴス・ランティモス
【一言あらすじ】独身者は動物になれ!
6月も終わろうとしています。梅雨ってますね。湿気で僕の天然パーマは大変なことになっています。もうね、くるくるですよ。
そんなこんなで今月、6本目の映画は「ロブスター」です。タイトルは食べ物のロブスターになっています。まぁ別にネタバレというネタバレではないので言っちゃいますと、ロブスターは主人公がなりたい動物です。
感想・軽いネタバレ
評価
★☆☆☆☆(★1.0):シュールすぎる。
「シュールすぎる」
この一言に尽きます。
僕はどっちかと言うと分かりやすい映画が好きです。僕なりの言葉で言うならエンタメ性が高い映画のことなんですが、この映画に関してはエンタメ性皆無です(笑)
ただ、コリン・ファレルの顔であったり、レア・セドゥのなんとも言い難い表情などは好きなんですよね。少し悲しそうというか、儚げというか、そういう顔なのが好きです。
もう少しあらすじ
近未来の世界、独身者は独身者が集まるホテルに隔離される。そこで一定期間の間にパートナーを見つけることが義務となっており、もしパートナーを作ることができなかった場合は人間以外の動物に変えられてしまうのである。デイヴィッド(コリン・ファレル)は、ホテルから独身者が集まって活動する森へ逃げ出した。
あらすじを少し書いたんですが、シュールすぎると思いませんか?
まず、独身が許されないという設定。しかも、パートナーを作ることができない場合は動物に変えられる。ってどんな世界だよ。その設定を好きになれなくてモヤモヤしちゃいました。
しかも、主人公のデイヴィッド以外に名前のついている登場人物がいません。それもなかなか好きになれない設定でしたね。
設定を好きになれるかどうか
どの映画にも言えることですが、この映画は特にそうだと思います。
ワンアイデア(?)を広げていく映画ですので、この世界観を好きになれない場合、映画全体を好きになれないでしょう。
他の映画はシンプルなベースの設定に対してオリジナリティを肉付けしていくモノだと思っています。
しかし、この映画に関しては特殊なベースの設定に対して独特なオリジナリティを肉付けしていく映画になっています。
そこが僕にはハマりませんでした。
まとめ
コリン・ファレルやレア・セドゥの演技や「らしさ」ってのを感じることができました。
映画自体は特殊すぎてなんとも言えないです。笑
鑑賞:2017.06.22