あなたを見送る7日間 ~個性が強い家族のお話。...日本未公開は勿体ないんじゃないかな?~
【タイトル】あなたを見送る7日間 米2014/日未公開
【監督】ショーン・レビ
【出演】ジェイソン・ベイトマン、ティナ・フェイ、アダム・ドライバー
【内容】妻と上司が不倫をしている現場に遭遇したジャドは失意の中にいた。そんな彼に父親の訃報を知らせる電話が入る。父の遺言でもあり、ユダヤ人のしきたりである「シヴァ」を行うことになり、豊胸手術をした母、少し頭の堅い長男、少し頭がおかしい末っ子の弟、おっせかいな長女と7日間を実家で喪に服することになる。
良い感じのペースで映画を観ることができてます。おかげで、普通の日記的な記事を更新する暇がない(笑)とはいっても、書きたい記事のネタもある訳ではないんですけどね。2月に入ったから、やりたいこととかを書こうかなとかも思ってるけど、どうなんでしょうか。
話が逸れてしまいました。
今回の映画は日本未公開です。まぁまぁ面白かったです。家族5人が集まるのですが、みんなキャラが濃いから見ごたえありますよ!家族以外の人間も面白い。神父もスケート姉さんも。
感想・軽いネタバレ
評価:70/100
点数で言うなればこんな感じかな。
さて、今作はジャドが不倫現場に遭遇して、そのまま父の埋葬シーン、そして家族の話にスルッと入ります。なので、重いヒューマンではなく、コメディ寄りのヒューマン映画です。でも、随所に家族愛が散りばめており、観終わった後は笑顔になれる。そんな映画。
個人的にお気に入りキャラは
アダム・ドライバー演じるフィリップです。お調子者役なんですが、上手だと思いました。自分の弟だったら、なんかアレだけど、映画の中ではアメリカンコメディを醸し出しつつ、たまに大人になる振る舞いなどが良いアクセントになっていておすすめです。
さて、7日間の中で色んなことが起こります。
どの兄弟にも悩みがあります。子供ができない兄夫婦や、ふらふらしている弟、訳ありな隣人が好きな長女だったり、離婚問題に直面しているジャドには、もう一つ大きな報せが入ってきたり。
その中で兄弟の絆、家族の絆、そして亡くなった父との記憶を思い出したりします。気に食わないことがあっても兄弟なんです。そういうのを再確認する映画ではないでしょうか。
悪かったところは
過去の回想シーンであったり、今までの家族の経緯がもう少し欲しかった。
父がやってた仕事、母の出版したものの内容、隣人の話など
もっともっと知りたかったなぁ。というのが正直なところ。
これは映画が面白かったから出る愚痴みたいなもんなんですけどね。
ジェイソン・ベイトマンは宇宙人ポールなどに出演しています。
アダム・ドライバーは「もしも君に恋したら。」でダニエル・ラドクリフの友人役で好きになりました。
鑑賞:2016.02.03