【タイトル】ショート・ターム 米2013/日2014
【監督・脚本】デスティン・ダニエル・クレットン
【出演】ブリー・ラーソン、ジョン・ギャラガー・Jr
【内容】問題を抱えるティーンエイジャーのための施設が舞台。そこには色々な問題を抱えた少年少女がいる。そして、そこで働いているグレイスも誰にも言えない秘密を抱えていた。施設で子供たちのケアをしていく中で、グレイスの心も前向きに成長していく。
今回の映画は、心に問題を抱えた子どもをケアする施設での話です。
重い映画かな?って思って観るのを躊躇っているのなら観るべき映画だと思います。内容が内容だけにヘビーになりそうではありますが、そこまでないので大丈夫です(何が?)
感想・軽いネタバレ
評価:70/100
こんな感じ。
施設には色んな人がいます。
母親から暴力を受けていた男の子や精神的に不安定な男の子など...
そんな中、ある一人の女の子が入所してきます。なんか感じが悪い子です。自己紹介でも「自分で感じ悪いけど、短い期間だからよろしく」的な。
でも、彼女の心にも傷があります。そして、その子を気にかけるグレイスにも。
そんな2人をメインに話が展開していきます。
話の規模も大きくなくて、映画自体も100分未満なので、内容的にはあっさり。
グレイスには同僚の彼氏がいるのですが、その彼氏がなんとも良いキャラ。優しそう。というか優しい。
髪型とか髭の感じとか体格とかなんか優しさがにじみ出ています。
グレイスと彼氏のやりとりは愛を感じれて良かった。
胸糞...とまではいきませんが、所長が気に食わない。
でも、作中で正論を言います。
「すべての子供を助けることはできない」「すべての親を訴えることもできない」とグレイスに言い放ちます。正論だけど、認めたくない。難しい内容ですね。
あと気になったのは金魚のくだり。どうなったのか気になる。
悪かったところ
盛り上がりに欠ける。まぁ、題材が題材だけに仕方がないのかもしれませんが、さらっと終わりました。
オチは好きです。
なんかニヤってなっちゃうし。良かったー。とも思えます。
上手くまとまってる映画です。
短いですが、このへんで。
未成年の保護施設で展開するストーリー!映画『ショート・ターム』予告編
鑑賞:2016.02.02