ぎぶそんぶろぐ。

映画の感想とか、日常とか。

5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~ ~ついていい嘘、ついてはいけない嘘~

【タイトル】5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~   独2017

【監督】マルク・ローテムント

【出演】コスティア・ウルマン、ヤコブ・マッチェンツ、アンナ・マリア・ミューエ

【一言あらすじ】95%の視力を失った青年がホテルマンを目指す話。

 

 

 

可能であれば、2日に1回投稿で6月を終えたいって思ってるんですけど、微妙に達成できなさそうで、少し困ってる。笑

 

義務感で映画を観るのは良くないと思ってるんだけど、映画をたくさん観たいとは思ってる。でも義務感は嫌。でもなんだかんだ映画のことを気にしないと観る本数が減る。観たい気持ちはある。ストックがなくなる場合もある。観たい気持ちはあるけど、観たい映画はない。みたいな意味不明なジレンマがあります。

映画を観る観ない、どの映画をチョイスするかどうか、選べるってのは幸せなことですね。

 

そんなこんなで、ぎぶそんです。

今回観たのは「5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~」です。実話ベースの話です。

 

 

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評価

★★★☆☆(★3.0):映画の中だけなら良いんじゃない?

 

エンタメ作品として観るのは良いけど、実際に目の不自由な人が働くのって大変だし、周りの人がサポートしているとはいえ、サービスを受ける側からすれば、「いやいや、なんで目の不自由な人が働いてんの?」ってなる場面があると思う。

個人的には、どんなに優秀な人でも目の不自由な人とは働くのは難しいし、サービスを受ける側だとしても、若干モヤモヤがあるかなって感じ。まぁ、事前に報告があればいいけど。

こういう意見を発すると、道徳的ではないと言われるし、下手すると炎上するけど、僕はそういうスタンスの人。差別ではなく区別をしていきたい。

映画のシナリオ的な部分で、スッキリしたか?モヤモヤしたか?みたいなところは答えにくい。すごく綱渡り的な展開だった。それは上記のような意見を自分が持っているから。

だから、ある意味で逃げの感想である「映画の中だけなら良いんじゃない?」という曖昧ミーマインな評価でお茶を濁します。

でも、映画としては面白かったよ。

 

 

 

あらすじ

先天的な病気で視力の95%を失ったサリーの夢はホテルマンになることであったが、どこのホテルも相手にしてくれなかった。そこで目のことを偽って、5つ星ホテルの研修生として働くことを決意する。同じく研修生のマックスらのサポートを受けながら、なんとか研修試験をこなしていくが...。

 

 

 

一応、実在した人が書いた自伝を基に映画を作っているみたいで、どの辺が作り話で、どのへんが事実か分からないんだけど、目が不自由なことを伏せて就活をするのってどうなの?とは思った。けど、この映画を観るためには許容するしかないし、観た日の気分的に、もしくは演者の魅力や映画の世界観とかのおかげで突っ込むことなく「映画」として楽しめた。

目が不自由だから、部屋の清掃は上手くできないし、調理場で刃物で怪我するし、BARでカクテルを作るときに苦労するし...でも、サリーはホテルマンになるために諦めることなく、一生懸命努力をします。そして、サポートするマックス。

みたいな構図が結構続きます。

映画を通して、マンネリするところもなく、かといって感動を押し付けてくるのでもなく、コメディに寄るのでもなく、いい塩梅でシナリオが展開していく。

 

 

 

まとめ

オチの持っていきかたは上手い具合に落とし込んだなと思いました。

仕事面でのオチと恋愛面でのオチと2つ用意されていて、仕事面でのオチに関して触れると、サリーは5つ星のホテルでの研修に合格するも、そこで働くことは辞退し、マックスと共に働く道を選択します。まぁそういうことなら良いんじゃない。という感想。このままホテルで働くことになったら、あんまり現実的ではないし、個人的には嫌。

恋愛面に関してはヒロインが最後にサリーに言った台詞が良かった。「『ママに好かれるためなら僕も嘘をつくよ』と息子に言われた」的な台詞。まぁ確かに、恋愛において嘘と言うのは必要なことではあるけれども......。やっぱり、あの事件が起こったあとで、受け入れれるのかという疑問。僕は母親でもないし、子供もいないから分からないけど、どうなんだろう?

 

 

 

そんな感じで終わります。

ストックが無くなりました(笑)

 

 

 


『5パーセントの奇跡 ~嘘から始める素敵な人生~』