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映画の感想とか、日常とか。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ ~エマ・ストーン×スティーブ・カレルの好演を見よ!!~

【タイトル】バトル・オブ・ザ・セクシーズ       2017米

【監督】ジョナサン・デイトンヴァレリー・ファリス

【出演】エマ・ストーン、スティーブ・カレル、アンドレア・ライズブロー

【一言あらすじ】女性が女性のために立ちむかう話

 

 

 

はーい。ぎぶそんです。

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文章力もない、映画の知識もない、小学生の日記みたいなクオリティの映画感想的なブログなんぞやっておりますが、やっぱり人からはてなスターをポチポチしてもらったり、ブックマークで文章として反応して頂けると嬉しいです。ありがとうございます。

んで、行き着くのは「どうやったら面白い記事が書けるのか?」ってところなんですよね。ブログをやっている以上、たくさんの人に読んでもらえたら嬉しいし、でも体裁としては“日記”みたいなもんだし、という変な葛藤があります(笑)

 

さて、今回は「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」という映画の感想です。

今以上に性差別が世の中にあった1970年代、テニス界で起こった「性別を越えた闘い」についての実話に基づく映画。

 

 

 

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評価

★★☆☆☆(★2.0):素晴らしいと思ったけど、そんなに響かなかった。

 

舞台が70年代ということもあって、現代的なフィルムではなく、昔の手法、もしくはそういうフィルム?で撮ったであろうレトロ味のある映像美になっております。時代考察が丁寧と思えるシーンがいくつかあって、それは良かったし、単純に映画の主軸にある、不平等な立場にあった女性が権利を主張しなきゃいけないような世の中だったことがシンプルにまっすぐに観客に伝わる作りだったのは良かった。

ただ、僕は性別問題がかなり苦手でして...Twitterなんかでも、その手の内容でバズってたりすることがあるじゃないですか?それが流れてきたら、萎えちゃうんですよね。

だからと言って、女性を軽視している訳でもなく、男性の方が上だと主張したい訳でもないと自分では思っていて。でも完全な平等になるのは無理だと思っているんですよね。だって、他の動物と違って、もしくは他の動物より、オスとメス、すなわち男と女で違いがありすぎるんですよ。人間ってのは。

僕はそういう思考を持っている人間なんで、この映画は刺さりませんでした。

 

現代に生きる僕が映画内に行ったなら、意見の立場としては女性側に立ちますけど、それはあくまで、映画内の男側の言動があまりにも酷いからなんですよね。

女性とか男性とか関係なしに、人には敬意を払わなければならない。うん。

 

 

 

あらすじ

1970年代、女子テニス界の女王ビリー・ジーン(エマ・ストーン)は女子テニスの優勝賞金が男子テニスと比べて1/8であることに対して不満に思っていた。男性優位社会である世間に対しても一石を投じるべく、男女平等を訴えるためにテニス協会を脱退し、女子テニス協会を設立する。そんなビリーに対して、元男子テニスチャンピオンであるボビー(スティーブ・カレル)が男性至上主義代表として、史上初の男女テニス対決を申し込むのであった。

 

 

 

この作品のように、女性が当たり前の権利を獲得するために奔走する作品はたくさんありますし、多くが実話に基づいたものだと、自分では認識しています。

こういった話は、昔の話ではなく、つい最近の話で、いかに女性が社会的に我慢を強いられてきたかを知るきっかけになりますよね。そういう意味で勉強になったし、こういう闘いをしてきたハートの強い女性はカッコいいです。

 

とは言え、面白い映画かどうかは別の話でして

男側の主張が古臭いモノすぎて嫌悪感を抱いたのが、まず無理だった。これがつい40年前ぐらいまで起こっていた、あるいは今も進行形で起きているのがアレだよね。

 

映画が進行していくと、別軸の物語が展開していきます。ビリーは結婚していますが、テニスのツアーを回っている際に出会った美容師の女性と関係を持つことになります。これも実話にあったことみたいなので、嘘にはならないのですが、個人的には映画には必要のない要素だったかなと思います。多分、男女の性差別+LGBTにも触れた内容にしたいんだろうけど、詰め込みすぎな気もする。

 

 

 

まとめ

エマ・ストーンが演じる、少し硬い印象のビリー・ジーン・キングとスティーブ・カレルが演じるコメディ寄りのボビー・リッグスの対照的な性格や生活感の対比は映画を観やすくするアクセントになっていて、史実に基づき丁寧に作られているのは好印象。

それと同時に、丁寧な分、エンタメ性に欠ける仕上がりになっていて、観る人を選ぶのかな。

 

 

 

 


『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』予告編 (2018年)

 

 

 

 

鑑賞:2019.05.24