ぎぶそんぶろぐ。

映画の感想とか、日常とか。

いま、輝くときに ~耳が痛くなります~

【タイトル】いま、輝くときに        米2013

【監督】ジェームズ・ポンソルト

【出演】マイルズ・テラーシェイリーン・ウッドリーブリー・ラーソン

【一言あらすじ】イケイケBoyと内気なGirlが出会う話。

 

 

 

こんにちは、ぎぶそんです。

今日は『いま、輝くときに』という映画の感想記事を書きたいと思います。

主演のマイルズ・テラーは『セッション』で有名な俳優です。

ヒロインのシェイリーン・ウッドリーは『きっと、星のせいじゃない。』で個人的に有名です。

なので、2人が今ほど有名になる前に共演しているっつーことで、レアなんじゃない?

というか、2人のWikipediaを観ても、フィルモグラフィーに『いま、輝くときに』の記載がないんだけど、日本未公開だとしても、そんな扱いなの?

誰か2人のWikipediaに書き加えてあげてください。

つーか、なんで『いま、輝くときに』のページすらないんだよ。

 

 

 

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感想・軽いネタバレ

 

 

 

評価

★★★☆☆(★3.0):前半ラブストーリー、後半ヒューマンドラマな構成

 

まぁまぁ面白かったです。というか、個人的になんですけど、アメリカの高校生活や青春物語が好きだからよっぽどつまらなくなければ、★3.0は堅いんです。

アメリカの高校生ってなんだか楽しそうに描写されますよね。日本に比べて自由だし、ティーンがレールの上を走らされている雰囲気がないというか。日本はレーン上をずっと走らされていて、脱線したら最後なイメージ。なんというか子供にレールを走ること以外の知識がないように感じる。一方、アメリカは自由がある分、日本より厳しさがあるが、結果として、その厳しさが自由度に繋がり、最終的には優しさに繋がっている印象。僕はそういう部分で日本が嫌いです。

 

映画の感想から外れすぎてますね。閑話休題

この映画はイケてる系の男の子とイケてない系の女の子が出会う青春映画です。

2人とも悩みを抱えていて、2人で協力して互いの人生に向き合っていきます。主人公らは高校生ではありますが、高校生以外の人にも響く映画だと思います。なんとなく、人生に対してネガティブになっている人に観てほしい映画です。そして、観ることによって「頑張らなきゃな」と思います。そして、「そんなに簡単なことじゃねぇよ」とネガティブになって、結果、どうにもならないです。

映画を一本観たぐらいで人生を変えれるなら、人生を悲観的に捉えてないわ!と感じるところまでがセットかと。

でも、まぁ普通に青春映画してますね。アメリカ高校生のイケてる生活の代名詞であるプロムもあるし。

後半は説教臭かったけど。

 

 

 

もう少しあらすじ

高校の卒業を控えながら、将来の夢や目標もなく、パーティーに明け暮れる刹那的な日々を送るサッター。ある日、酔いつぶれて屋外で寝てしまった彼は、翌朝同じ学校に通うエイミーに起こされる。彼女は母親の代わりに早朝新聞配達の仕事をしていたのだ。内気で生真面目、自分と正反対のエイミーに惹かれていくサッター。彼は家族に縛られているエイミーに自立を促すが、一方で彼女に影響され、心に秘めていた悩みに向き合っていく。(WOWOWより)

 

 

上手いこと書けなかったので、wowowから持ってきました。

 

 

作中でサッターはプレイボーイ的な設定でした。いわゆるイケてる系の男の子。彼女をとっかえひっかえしていて、「今」を生きるのが楽しい、と言った感じ。

一方、エイミーは年齢=彼氏いない歴なイケてない系の女の子。

この2人が出会うことで物語が展開していきます。

個人的には、マイルズ・テラーの設定がハマらなかったんですよね。どっちかと言うとオタク気質っぽい雰囲気を持っていてモテる学生ってイメージできない。まぁ、作中でもイケメンだからモテているのではなく、ユーモアさで人気者になっている節があるので、ギリギリ許容範囲ではある。

 

 

 

細かいところの詰めの甘さがある

サッターがエイミーに惹かれる説得力が弱くて、最初はエイミーを騙すのが目的なんじゃない?と疑っちゃいました。中盤になると、なんでエイミーに惹かれたのかが分からなくなって、後半(終わり)には、なんでそこまでするの?というサッターからエイミーへの思いの募らせ方が分からなかった。

逆にエイミーがサッターに惹かれる説得力はなくはないんだけど、それも後半部分までで、2人で口論したあたりから、エイミーからサッターへの好意が成立しない気もする。

あんな事故があったのに、2人で一緒にいられるのは不思議。アメリカでは当たり前なのかもしれん。

 

 

 

2人の抱える悩み

サッターは「このままじゃいけない」と思いながらも、将来への不安を抱えているのでしょう。それと同時に小さいころに家を出て行った父親のことも気になっています。

エイミーの助言により、父親と再会しますが、父親はロクデナシでした。なんとなく自分と重ねてしまい自己嫌悪に陥って、そこから変わっていきます。

 

エイミーは大学に進学できる賢さを持っていますが、母親のことが気がかりで遠方の大学に合格したにもかかわらず、進学するかどうかを悩んでいます。

サッターの助言で大学進学を決めることができます。

 

2人の悩みって、10代だったら共感できる部分が多いと思います。

そういう意味では10代、20代に観てほしい映画です。

 

 

 

まとめ

サッターの最後の言葉を借りるならば、「僕(私)に遅すぎるということはない」のでしょうが、頭では分かっているけど、なかなか難しいですよね。

なんというか、10代20代に観てほしいとか言っておきながら、何かしらの悩みを持っているティーンが観たら、より悩んで落ち込みそうな映画のような気もする。

 

 

 

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