ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 ~普通にホラー映画、ミイラというよりゾンビかも~
【タイトル】ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
【監督】アレックス・カーツマン
【出演】トム・クルーズ、アナベル・ウォーリス、ラッセル・クロウ
【一言あらすじ】ミイラ復活!
ユニバーサル・スタジオが「ダークユニバース」と銘打って、往年のモンスター映画をリメイクするプロジェクトをスタートさせました。
その1発目はトム・クルーズ主演の「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」です。
正直、アメリカでは少しコケ気味の評判ですが、映画館で観てきました。
感想・軽いネタバレ
評価
★★★☆☆(★3.0):ハムナプトラが好きならついていける!
僕はハムナプトラが好きです。part2までなら。part3でヒロインの演者が変更になったのが悲しすぎて、part2まではハムナプトラとして認めます。アナクスナムンとかイムホテップとかアメンラーの書とか、ネーミングが好きです。うずうずしちゃいます。
んで、今回の「ザ・マミー」なんですが、古代エジプトのちょっとした小話やハムナプトラシリーズを知ってる人はなんとなく頭の中でシナリオを補完することができるので、映画を観ていても「ん?」って思うことが少ないと思う。ただ、そうじゃない人にとっては、疑問に思う場面が多いかもしれない。
なんというか、「ミイラ再生」を観てないから憶測でしか話せないんだけど、少し詰め込みすぎてないかい?っていう印象。もしくは説明不足だと思う。
もう少しあらすじ
中東の外れで古代エジプト文字が掘られた棺が発見される。その発掘の指揮を執っていた考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)と軍関係者のニック(トム・クルーズ)は棺を飛行機で運んでいる際にトラブルに巻き込まれ飛行機はロンドン郊外に墜落し、棺の所在が分からなくなってしまう。
テイスト的には大きな音で驚かせるホラー映画っぽい感じです。
ダークユニバースとは...?
ダークユニバースという往年のモンスター映画をリメイクする流れなのに、ミイラよりトム・クルーズに焦点が合ってる気がして仕方がなかった。
良くも悪くも、まぁ、こういう書き方をすると悪い意味なんだけど、トム・クルーズすぎる。せっかく、悪役メインのリメイクなのにミイラ役は女性でモデルを使って(キングスマンで悪役をやってますが...)、それを成敗(する訳ではないけど)する役にトム・クルーズを起用するなら、それはダークユニバースではなくて、普通にトム・クルーズのミイラ映画だよね。
ハムナプトラの生者の書
個人的に気になったシーン...というか小道具がありまして、作中にハムナプトラの生者の書が出て気がするんですよね。
↑こういうの
それがちょっと嬉しかった。
あと、ラッセル・クロウが好きだから、博士役として今後のダークユニバースシリーズに出てほしいと思ってる。
個人的な考えだと、ジョニー・デップやバビエル・バルデムでダークユニバースシリーズを動かしつつ、最終的にはラッセル・クロウ主演で1本製作するのかな?って思ってます。
まとめ
酷評されているほど、酷くはなかったです。ホラー映画を味わいたい人にはオススメです。また、トム・クルーズとラッセル・クロウの共演は贅沢ですよ。どちらも1流ハリウッドスターですからね。
暗いシーンが多くて、少しだけグロい、というかミイラ感であったり、しっとりしたミイラ感があるのでそういうのが苦手な人は気を付けてください。
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』最新予告映像/トム・クルーズ主演
鑑賞:2017.08.06