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ザ・ウォーク ~ちんちんキュンキュン、たまたまヒュンヒュンする映画~

【タイトル】ザ・ウォーク

【監督】ロバート・ゼメキス

【出演】ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー

【一言あらすじ】凄い綱渡りをする人の話。実話。

 

 

 

まずはタイトルに関してお詫びします。でも、キュンキュン、ヒュンヒュンなるんです(笑)

 

 

 

ずっと観たかった映画を観ることができました。監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでおなじみのロバート・ゼメキス。主演は「インセプション」「(500)日のサマー」「50/50 フィフティ・フィフティ」などに出演しているジョゼフ・ゴードン=レヴィットとくれば観なきゃダメでしょ。ってな訳で鑑賞しました。

 

 

 

感想・軽いネタバレ

 

 

 

評価

★★★★☆(★4.0):手に汗握るってこういうこと。

 

いやー、面白かったです。個人的な意見ではありますが、実話を基にした映画って淡々としがちというか、重くなりがちというか、盛り上がりに欠けるというか、そんなイメージなのですが、この映画はそんなことなかったです。映画の尺としては123分と決して短い訳ではないですが、テンポよく観れます。

とてもシンプル映画です。悪役らしい悪役が出てくる訳でもないし、熱いラブロマンスがある訳でもでく、ただ、フィリップ・プティ(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)がワールドトレードセンターの2つのビルの間にワイヤーを張って、そこを命綱なしで渡りきれるかどうかってのがあるだけ。それなのに、面白いし、それだけで123分の映画を作れるのがすごい。中弛みという中弛みも見当たらないし。ロバート・ゼメキス監督、さすがです。

 

 

 

もう少しあらすじ

綱渡りの魅力に憑りつかれたフィリップ・プティはアメリカで建設中のワールドトレードセンターの記事を発見する。完成すれば世界一の高さになる予定の2つのビルにワイヤーを張って綱渡りをすることでクーデターになると考え、無謀な挑戦とも言える、この綱渡りを遂行するために行動に出る。綱渡りを成功させるための「共犯者」を集めて、1974年8月7日に決行することに。

 

 

 

この映画には語り手がいます。ジョゼフ・ゴードン=レヴィット演じるフィリップ・プティ自由の女神の一番高いところにいて、そこでインタビューに応えるかのようにワールドトレードセンターで綱渡りするまでの、自分の生い立ちや経緯、そして挑戦中の心情や結果を話していくスタイルです。

そのおかげかどうかは分かりませんが、テンポよく観ることができました。

 

 

 

観ているだけで、全身がしっとりする(笑)

僕が汗っかきってのもあると思いますが、映画を鑑賞していて、後半の綱渡りのシーンでは手や足の裏がしっとりしました(笑)それぐらい、ひやひや、ドキドキしてしまう映画になっています。実際にあの場所に立ったらチンサム(ちんちんがなんかこうキュンとなるという意)、タマヒュン(金玉が縮み上がるという意)しそうです。男性ならわかるでしょ?

しかもただ渡るならまだしも、フィリップは大道芸人だからかワイヤーの上で遊ぶんですよ(笑)そのシーンもヒヤッとします。

 

 

 

まとめ

語り手がいるからかテンポよく観ることができたのが良かったですね。映画内での生い立ちや人間関係、計画を練るシーン、綱渡りを実行するシーンなどのバランスが良いように感じました。特に、僕はこの綱渡りのことを全く知らなかったから楽しめました。「マン・オン・ワイヤー」も観てないしね。観てたら評価変わるかもなぁとか思ってる。

 

特にメッセージ性のある映画ではないので、楽しむためだけの映画です。このように書くと、なんか悪口っぽいですが、娯楽映画としてはおすすめなのでぜひ観てくださいな。

 

 

 

 

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ロバート・ゼメキス監督は有名な監督さんですね。

BTTFシリーズの他に「フォレスト・ガンプ/一期一会」ではアカデミー賞で作品・監督賞を受賞しています。

 

ジョゼフ・ゴードン=レヴィットはここ最近の勢いのある俳優のイメージ。

上記の「インセプション」「(500)日のサマー」「50/50 フィフティ・フィフティ」など面白いです。他には「風立ちぬ」の英語版で声優をしていたり多才です。好きな俳優の一人です。

 

 

鑑賞:2016.10.13