ユー・ガット・メール ~メールである意味も、本屋である意味も、分からん。~
【タイトル】ユー・ガット・メール 米98/日99
【監督】ノーラ・エフロン
【一言あらすじ】知らない人とメールのやり取りをする本屋さんの話。
久々の90年代映画。とは言え、98年制作なので、00年代って言っても過言ではない。おそらく過言だけど。
映像の古臭さは否めません。出てくるPCも古めかしい。来ている洋服なんかも古臭いです。
トム・ハンクスが若いです。メグ・ライアンがチャーミングです。美人とかではなくチャーミング。この言葉選びが大事。キュートとは少し違います。チャーミングです。
感想・軽いネタバレ
評価
★★☆☆☆(★2.0):うーん、微妙に面白くない
微妙に面白くないです。なんででしょうね。恋愛モノなのに、商業話が多いし、2人の間に恋愛をしている感があんまりないのが面白くないです。きゅんきゅんしません。
個人的には20年も前の映画で今でも有名なんだから、ある一定の面白さを保ってるハズ...と思って観たのに、少し残念です。
てか、お互い好きになる要素なくね?
キャスリーン(メグ・ライアン)はジョー(トム・ハンクス)のことを許せるのか?という疑問が残るんだよなぁ。ビジネスってことで割り切るのだろうか。
浮気感もあるよね。どうなの。
もう少しあらすじ
キャスリーンは、母親の代から続く小さな絵本の店を経営している。彼女は“ショップガール”というハンドルネームを持ち、顔も知らない“NY152”というハンドルネームの男性とメールのやり取りをすることを日々の楽しみにしていた。彼女の本屋の近くに大手の本屋チェーンがオープンするが、その経営者が実は“NY152”のジョーであった。彼も“ショップガール”とのメール交換を心の糧にしていたが、二人は顔を合わせると喧嘩が絶えなかった。そんなときキャスリーンは“NY152”から直接会わないかと提案される……。(allcinema ONLINEより)
めんどくさくなって、引用しちゃいました。すみません。
“メール”っていいよね
中学生のときや高校生のときはメールがメインの連絡手段でした。LINEと違って、少し時間にラグがあります。既読もつかないし、相手が読んだかどうかも分からなかくて、多分LINEを待つより、少しドキドキしてた気がします。
なんとなく、そういうことを映画を観ながら思い出しました。
まぁ、だからなんだって感じでもありますが(笑)
と、言っても映画を観てからの直接的な「メールっていいな」ってなった訳ではなく、なんとなく思った感じです。
言いたいことが伝わってるか分かりませんが、映画の中でのメールの重要性があんまりないんです。タイトルが「ユー・ガット・メール」なのにです。
もう少しメールの重要性....つまり、観てから「あ、久しぶりにメールでも送ってみよう」レベルの感動がないんですよね。
いや、メールというツールがそうなのかもしれないけどね。
映画によっては観終わってから、手紙を書いてみよう。とか、散歩に行ってみよう。とか、〇〇を食べたくなった。とかそういうモノが湧きおこらなかった。
よかったところ・わるかったところ
良かったところは、メグ・ライアンのチャーミングなところですかね。
悪かったところは、メールというものがなくても良いじゃんという印象が残る演出。他には、きゅんきゅんポイントがない。
You've Got Mail (1998) Official Trailer - Tom Hanks, Meg Ryan Movie HD
鑑賞:2016.06.12