幸せになるための5秒間 ~日本未公開なのも納得。自殺したいのであれば、もう少し絶望感を出そうよ。~
【タイトル】幸せになるための5秒間 英独2014/日本未公開
【監督】パスカル・ショメイユ
【出演】ピアース・ブロスナン、ト二・コレット、アーロン・ポール
【一言あらすじ】大晦日の夜、偶然にも同じ場所に自殺志願者が集まる話。
少し間が空きましたが、映画を観ました。やっぱり梅雨の季節は映画を観るのにちょうどいい季節ですね。雨が降ると外出するのが億劫ですし。晴れたら晴れたで、初夏っぽく暑いから外出するのが億劫だし。秋は芸術の秋ってことで映画を観て、冬は外は寒いから家で映画を観るがおすすめですね。
はい、そんなこんなで、今日見た映画はコメディヒューマンドラマです。
とは言え、爆笑は起こらないし、涙がキラリしない。
スタイルとしては時系列順に群像劇風映画なのかな。
時間的にも、メインの出演者も4人だしコンパクトな映画です。
感想・軽いネタバレ
評価
★☆☆☆☆(★1.0):退屈な映画でした。
なんかね、イマイチ乗れませんでした。
自殺志願者が4人も集まったけど、自殺しようと思った理由というか、その人たちのバックヤードが全然共感できなかったし、キャラも微妙だし、なんか何もかもがハマらなかった。
ピアース・ブロスナン....相性悪いです(笑)
007以降、僕にはヒットしませんねー。
群像劇風にシナリオが進行していくからでしょうけど、みんなの印象が浅くて薄い。だから感情移入的なものができなくて「なんで、自殺?」ってなる。もう少し練るなり、登場人物を減らすなり、魅せやすいシナリオにしたり、ベタな感じで攻めるべきだったかな。
もう少しあらすじ
仕事もなくし、家族もなくしたマーティン(ピアース・ブロスナン)は大晦日の夜、飛び降り自殺をしようとビルの屋上にいた。飛び降りるのに躊躇していると他にも飛び降り自殺をしようとする人間が3人やってくる。ひとまず、自殺するのは延期して、バレンタインデーまで自殺しないようにと4人は誓約書を書く。バレンタインデーまで4人は行動を共にすることになるのであった。
マーティン:未成年に手を出して、仕事・家族・信頼を失った中年男。朝の情報番組の司会をしてたから有名人。
モーリン:障害のある子供を育てているシングルマザー。なんか人生に疲れている。
JJ:癌の青年。
ジェス:父親と上手くいかず、恋人とも上手くいかず、口が悪い。
こんな4人で話が進行していきます。
よかったところ・わるかったところ
良かったところは
それなりにハッピーエンドで終わるから救いはある。
誰も死なない。
悪かったところは
4人の背景がなんじゃこりゃ。
予告が見当たらなっ方です。笑
鑑賞:2016.0612