【タイトル】インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 仏米2013/日2014
【出演】オスカー・アイザック、キャリー・マリガン、ジョン・グッドマン
【内容】1961年のニューヨーク、音楽のパートナーのマイクが自殺し、ソロ活動をするフォーク歌手のルーウィン・デイヴィス。ソロアルバムが売れず、お金もなく、家もなく、知人のソファに寝泊まりする毎日を過ごす。
【キャッチコピー】移り行く時代、ひたむきに生きて、歌い続けたシンガーと猫の物語
感想・軽いネタバレ
久しぶりに映画を見ました。と、言っても初めて見る映画が久しぶりってだけなんですけどね。
さて、今回手に取った映画は「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」です。タイトルが長い。覚えれません。
正直、キャリー・マリガン目当てでした(笑)
まぁ、映画を見る理由なんてなんでもいいと思いますので。
キャリー・マリガンは可愛いしね!十分映画を見る理由に成り得る。
そして、この映画の中のキャリー・マリガンも魅力的でした。
閑話休題。
この映画は1人のフォーク歌手が主人公です。
デュエットを組んでいたのですが、相方に自殺されてソロ活動をしています。ソロアルバムは全く売れずに知人の家を転々とする毎日を過ごしています。
はい。これだけです。
いや、内容はもっとあるんですけど、そういう日常を切り取った作品です。
サクセスストーリーという訳でもなく、ラブロマンスがある訳ではないです。
ただ、よくある話なんだと思います。ダメダメ(なのか?)な男と猫との数日の話です。
コメディ・ドラマとジャンル分けされていますが、がっつりコメディ要素があるかと言われればそうでもないかと。でも、笑える部分もあります。オスカーとキャリーのやりとりとかね。
すごく絵が渋いです。カラー映画なのにモノクロなんじゃないかと思えるほど渋いシーンがあります。特に好きなのが冒頭(エンド)のカフェでギターを弾くシーンとシカゴでギターを弾くシーンですね。すごく艶やかな声のオスカー・アイザックと絵がマッチしています。
逆に助っ人としてスタジオでギターを弾くシーンはスタジオ内ということで、すごく明るいライトの下なのですが、主人公のやりきれない感じが伝わってきます。
上記にも書きましたが、オスカーとキャリーのやり取りが面白いです。字幕を読んでて笑えます。
やり取りと言っても、キャリーがオスカーに対して一方的に悪態をつくんだけど。
「ゴムは二重につけろ」とか「すべての生物に触れるな」とか「Fuck you !」とか。
このとき思いました、「僕もこういう風にキャリー・マリガンに悪態をつかれたい」と。
フォークソングといえばボブ・ディランを思い出しますが、この映画でも最後の方にチラッと出てきます。
総括すると若干退屈する場面もありましたが、楽しく見ることができました
オスカー・アイザックの唄声はカッコいいし
キャリー・マリガンは可愛いし
猫が良いアクセントになっています。
オスカー・アイザックが美声披露!映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』本編映像 ...
監督はコーエン兄弟で「ノーカントリー」「バーン・アフター・リーディング」などが有名でしょうか
オスカー・アイザックとキャリー・マリガンは「ドライブ」で共演していますね
他にもオスカーは今年期待されるスター・ウォーズにも出演しています。
キャリー・マリガンは「17歳の肖像」が1番好きな作品です。こちらもぜひ。
2015.07.19