はじまりのうた　～音楽にあふれた素晴らしい映画です！音楽好きな人はぜひどうぞ！～

【タイトル】はじまりのうた　　　　米2014/日2015

【監督・脚本】ジョン・カーニー

【一言あらすじ】女性シンガーソングライターが街中でアルバムを作る話。

今回は音楽が溢れた、ちょっぴりハートフルな映画を観ました！どっかの映画紹介サイトには「恋愛映画」って書いてあったけど、そんなに恋愛要素はありません。ドラマ性が高いかと言われると、うーん。青春でもないし、サクセスストーリーでもないし、ジャンルを決めるのが難しい映画っすね。

大別すれば、ちょこっと恋愛、ちょこっとドラマ、ちょこっと家族愛みたいな映画です。大別できてないね。

感想・軽いネタバレ

評価

★★★★☆(★4.0)：面白いです！

いやはや、面白かったです！映画の要所要所に音楽が散りばめられており、自分たちで演奏して歌うシーンもあれば、演出・ストーリーの一部として既存曲を使うシーンもあって、そういう演出に惚れちゃいますね。

ストーリーもシンプルで詰め込みすぎないで、コンパクトにまとまってると思います。メインの２人の関係性も素晴らしい。安っぽい恋愛映画になってないのも良いですね。

なんでしょうね。主演のキーラ・ナイトレイが良いですね。少し気が強い顔してますよね。その顔と、妙に良い声。ハスキーなのかな。上手いかどうかは知りません。僕は音楽評論家ではないですから。少なくとも、映画には合っていました！そして、なんか儚げな歌詞。最初はギター１本で弾いていますが、それも良いよね。バンドメンバーが揃ってからの音の厚みも良いんすよね～。

そして、オチも好きです。

もう少しあらすじ

とあるNYのBARのステージで歌うことになったグレタ(キーラ・ナイトレイ)は歌い終わったあとに落ち目の音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)にアルバムを作らないかと持ちかけられる。ダンの頭の中ではグレタの弾き語りで歌った曲のアレンジが完成しているほどだった。しかし、金もない、スタジオない、バンドメンバーもいない。そんな状況のなかで２人はメンバーをかき集めNYの雑踏の中でレコーディングをすることになる。

結構ね、ベタな設定だと思うの。

ミュージシャンの原石的な人が落ち目の音楽プロデューサーの目に留まり、なんやかんやありながらもデビューして大成功！みたいな映画は割と多くある気がします。でも、この映画は、ちょっとだけ結末であったり、結末までの過程が違ったりする気がします。