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映画の感想とか、日常とか。

パラサイト 半地下の家族 ~アジア映画がアカデミー賞で初の作品賞を獲ったってばよ!~

【タイトル】パラサイト 半地下の家族   韓2019

【監督】ポン・ジュノ

【出演】ソン・ガンホ、イ・ソンギュ、チョ・ヨジュン、チェ・ウシク

【一言あらすじ】貧乏が金持ちに寄生していく話

 

 

先日、アカデミー賞授賞式が行われました。

アカデミー賞はお祭り的な要素もありつつ、「女性監督がノミネートしていない」だの、「黒人俳優や女優がノミネートされてない」だの、個人的には「糞ほどくだらない内容で炎上したりしてんな」とか思ったりします。

そう思っているからと言って、男尊女卑を推奨しているわけでもないし、その逆の女尊男卑も推奨している訳ではないです。

まぁ、良い映画は評価されるべきだし、監督も俳優も女優も、メイクさんも、衣装担当、撮影、音響、などなど映画を作る上で評価されるべき人はどんどん評価してほしいですね。差別的な思考はなしにしてね。

 

アカデミー賞に関して、なんかしらの賞を受賞したからと言って、その部門に関して最強の良さがあるかと言えば、そうでもないんで、過度の期待は禁物だけど、エンタメ映画が好きな僕としては1つの指標になるからノミネート作品などが複数あるとありがたい。

逆にエンタメ映画ではなく、言葉悪く聞こえるかもしれないけど、芸術系オナニー映画みたいなのが好きな人はアカデミー賞作品とは合わない可能性あるよね。

この言い方も悪意があるように見えると思うけど、個人的にはかなり褒めてる表現の仕方です。オナニー大好きなので。

 

んで、今回観たのは「パラサイト 半地下の家族」です。第92回アカデミー賞で【作品賞、監督賞、国際映画賞、脚本賞】を受賞しました。

めっちゃ良い受賞の仕方をしていると思うんですよ。アカデミー賞に出てくるような演者はみんな上手なのは当たり前で、どうかするなら、〇〇を起用すれば勝ち!みたいなところもあると思うんだよね。演者ごとに世間の人はキャラ設定をある程度しているし、「〇〇が出ているなら面白いでしょ」的なこともあるだろうし。

まぁ、アカデミー賞会員が僕レベルの考えではないと思うけどね。

その中で、映画を構成するうえで純粋に映画/ストーリーの面白さに直結すると思っている監督賞と脚本賞を受賞しつつ、アジア映画初の作品賞を受賞するって最高の形だと思うのよ。

素晴らしいよね。そういう部分で今回のアカデミー賞は良かった。

合間のエンタメはまぁまぁだったかな。10人のエルサとかは好きだった。やっぱり“楽しさ”ってのは大事よ。

 

長々と語ったところで

映画の感想とかを書いていきますね。

ストーリーの核心に触れるようなネタバレは書かないようにしていますので、そのへんのところ安心してください。たぶん。

 

 

 

「parasite poster」の画像検索結果

あえての海外版のポスター画像です

 

 

 

評価

★★★★☆(★4.0):超、面白かった!!!

 

韓国映画をたくさん観たことがある訳ではないけど、韓国の映画ってコメディ場面のテンポが良いと感じてて、この映画も導入部分にあたる前半はものすごくテンポが良いです。登場人物全員のキャラを丁寧過ぎず、雑すぎず、無駄なく伝えてくれる。

主人公家族と寄生先家族のそれぞれがどんな生活をしていて、どんな家族構成で、どんなキャラクターなのかが直感的に分かるのは素晴らしい。

特別、派手なシーンがある訳でもないのに、ずっと中弛みせずに観ることができたけど

前半のテンポは良いのに、映画自体が長尺なため、単純に体力的に疲れる。

映画が面白いので、精神的には満足なんだけどね。

 

 

 

ちょっとだけ、あらすじ

全員が失業中のキム一家はその日暮らしの日々を送っていた。

(【キム一家】父:ギテク、母:チュンスク、息子:ギウ、娘:ギジョン)

ある日、ギウは友人の紹介で富裕層であるパク一家の長女の家庭教師をすることになる。

(【パク一家】父:ドンイク、母:ヨンギョ、娘:ダヘ、息子:ダソン、家政婦:ムングァン)

家庭教師として雇われることになったギウはヨンギョがダソンの美術の家庭教師を探していることを聞き、ギジョンを美術の先生としてヨンギョに紹介する。

それをキッカケにキム一家のパク一家への寄生がはじまっていく。

 

 

 

あらすじ、書くの下手なの、どうにかしたいよね。

上手に映画の評論だの、感想だのを書いている人って、そもそもあらすじを書いてなかったり、自分の感想とあらすじを織り交ぜながら、上手に文章化しているのを読むと感動する。

まあ、そうは言っても、いますぐ上手になる訳ではないから、このまま書き続けるんだけども。

 

「パラサイト」って言うぐらいだから、貧乏一家が金持ち一家に寄生していくんですよ。

というか、「パラサイト」って言葉あんまり耳にしないよね。

遊戯王のカードでしか見たことねーよ。って調べてみたら「パラサイド」だった(笑)

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そんなことはどうでも良くて

寄生していく前半はコメディ部分もありつつ、テンポが良いです。個人的に、ソン・ガンホのコメディ場面が好きなんですよ。顔がコメディ寄りなんですよね。でも、シリアスもいける顔なんですよ。すごい。ハイブリッドですよ。

 

パク家のダヘが可愛かった。顔とかではなく、設定が。家庭教師とJKという設定が良かった。何言ってんだって思うかもしれないけど、良かったの。

 

 

 

まとめ

中盤から終盤にかけてのどんでん返し的なシナリオには驚かされた。

どんでん返しが成立するのは、コメディ部分とシリアス部分のバランスの良さが成せる技だと思う。

現実的なように見えて、非現実的なような気もするけど、多分きっと現実的に起こり得るだろうなという絶妙な設定

裕福ではない、キム一家の心の描写の仕方が秀逸だった。

また、裕福層が貧困層とは違う部分というのを、見た目や言動ではなく、“匂い”というところで表現しているのが、これ以上にない、言葉にしていないのに説得力のある描写の仕方だと思う。

言葉にしすぎても説明しすぎだし、映像だからこそ完成するんじゃないかな。

 

 


第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編

 

 

 

主演のソン・ガンホが出ている他にオススメの映画っす

 

gibson-2200.hatenablog.com

 

 

 

鑑賞:2020.02.13