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映画の感想とか、日常とか。

ジョジョ・ラビット ~Nazi Boy Treffen Jüdisches Mädchen~

【タイトル】ジョジョ・ラビット   米2019

【監督】タイカ・ワイティティ

【出演】ローマン・グリフィン・デイヴィス、トーマシン・マッケンジースカーレット・ヨハンソンサム・ロックウェル

【一言あらすじ】WWⅡ中、ナチの少年がユダヤ人少女に恋する話

 

 

映画料金が安い1日が土曜日だったので、2~3本映画を観たいなーって思ってたんですよ。

ジョジョ・ラビット』『パラサイト 半地下の家族』『リチャード・ジュエル』とかをね。

でも、微妙に時間の具合が合わなくて、結局『ジョジョ・ラビット』しか観れなかった。

んで、すんごい良い映画だった。

その感想記事を書こうと思います。

 

 

「jojo rabbit poster」の画像検索結果"

 

 

評価

★★★★☆(★4.0):良いよ!少年の心の成長は素晴らしい!!!

 

もうね。冒頭から持ってかれるの。

 


Jojo Rabbit | opening credits ("Komm Gib Mir Deine Hand")

 

第二次世界大戦下のドイツが舞台で、主人公はナチス派の10歳の少年です。舞台的にも重くなりがち(言い過ぎ?)な気もするけど、この冒頭で流れるThe BeatlesのKomm gib mir deine Handが流れるおかげで、ポップな映画だなということが分かるし、少年が家を飛び出し、「ハイル ヒトラー(Heil Hitler)/ヒトラー万歳」という挨拶を街行く人にしていくのを観て、少年がナチなのを理解する。

すごくシンプルな映画の始まりではあるけど、一気に持ってかれた。

 

 

 

あらすじ

第二次世界大戦下のドイツで暮らす10歳の少年ジョジョは青少年集団ヒトラーユーゲントのキャンプに参加することになっていた。当日の朝、自信を無くしているジョジョを励ましたのは空想上の友達アドルフ・ヒトラーであった。励まされたジョジョは快活に家を出発し、キャンプへ参加するも、ウサギを殺す訓練中に命令に従えず、周りから「ジョジョ ラビット」とからかわれてしまう。そんな中、自宅に戻ったジョジョは屋根裏部屋で母によって匿われてたユダヤ人の少女エルサと出会う。

 

 

大別すればボーイ ミーツ ガールにはなるんですけど、ナチス派の少年とユダヤ人の少女という構図が個人的に好みでした。そして、ジョジョの相談役に同じ年頃の少年や母親、父親などにはせず、自分が崇拝しているアドルフ・ヒトラーを空想上の友人として登場させるのが良い!!!さらに、本当のヒトラーのような思想を垂れ流すのではなく、あくまで10歳の少年が空想しているので、ヒトラーではあるものの、コメディ担当をしており、でもユダヤ人に対するヒトラーらしさを10歳の少年が空想しうる範囲で再現している。これは発明な気がする(笑)

 

また、脇を固める母役のスカーレット・ヨハンソン。彼女が出ているシーンが多い訳ではないが、愛情いっぱいジョジョを育てていることが伝わってくるし、他者への優しさを持っている女性を見事に演じている。他に、サム・ロックウェル演じる大尉が物凄く良い雰囲気を持っている。特に、エルサと関わるシーンとジョジョとの最後のシーンは素晴らしい。これはサム・ロックウェル以外が演じると、少し違うニュアンスになるんじゃないか。と思えるほどのハマり役。

 

 

 

お腹の中に蝶が。

恋をすると、お腹の中で蝶がソワソワする

自由になると踊りたくなる

という認識が映画内で共有される。

正直、自分には当て嵌まらないんですよね。蝶は動かないし、踊りたくもならない

でも、「ジョジョ・ラビット」を観ている間だけは

「お腹で蝶が動」いてほしいし、動いている気がするし

自由になったら、踊りたいんですよ。踊ってほしいんですよ。

それこそ、アジカンのゴッチも「踵で愛を打ち鳴らそう」って歌を歌ってるし

なんとなく、自由って踊っていいんだな、って気がする。

そして、この認識を共有したまま、エンディングのシーンが素晴らしい終わり方。

これ以上の終わり方はないんじゃね!?って思えるぐらい。

 

(この素晴らしいカットで)このまま終われ!って思いながら、もっと映画を観させてくれ!って気持ちが共存してた(笑)

 

 

 


タイカ・ワイティティ監督がヒトラーに!映画『ジョジョ・ラビット』日本版予告編

 

 

 

2020.02.01 鑑賞