なんか良いよね、ミニシアターって。前編
こんにちは。
ぎぶそんと申すものです。
今日はミニシアターなるものについて話をしたいと思います。
※この記事はミニシアターに行った感想です。それ以上でも以下でもないので注意してください。
僕が子どもの頃は地元にシネコンが無くて、商店街のそばに2軒の今でいうミニシアター(みたいなの)があった。それぞれ3~4スクリーンぐらいあったと思う。厳密に言うと、地元にあった映画館は「ミニシアター」ではないけど、シネコンに比べて小さいので、そういう呼び方にしておきます。思い返してみれば座席数は結構あった気もする。
近くにピンク映画専門のミニシアター的なのもあったりしたから、多分全部で映画館自体は4つくらいあったのかもしれん。
なんで子供なのにピンク映画専門の映画館を覚えてるかって?入口の階段のところにピンク映画のポスターが貼ってあって、おっぱいが丸出しなのが多かったから、子どもながら印象に残ってるのです。笑
んで、その2軒の映画館は今みたいに座席指定する訳ではなく、チケットを買って、もぎってもらって、場内に入って好きなところに座るという感じだった。いわゆる自由席スタイル。
『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』や『名探偵コナン』とかを毎年観てたのを思い出す。他にどんな映画を上映してたのか覚えてない。片鱗すら思い出せないのは、ある意味感慨深い。
ただ、気付いたときには両方とも無くなってた。それからは友人の兄貴が車を持ってたから、少し遠方のシネコンに、確かワーナーマイカルシネマズ系の映画館だったと思う、そこに何回か連れていってもらった。そこが一番近い映画館だったからね。この頃になると、子供ではあったけど、洋画の魅力にハマってた。
時は流れ、地元にシネコンができた。学生の頃は自転車やバスで行ってた。今は車で行ってる。車で10~15分ぐらいで着くから、自称映画好きの僕からしたら素晴らしいアクセスだと思う。というか学生の頃に映画館が活動圏内なのはありがたかった。デートに行ったり、友達と行ったりしてた。
そして、最近、行ったミニシアターの話をします。
Wikipediaで調べてみると、僕が住んでいる県にはミニシアター(上記で言ってるのとは違い、れっきとした)が1つだけあるんだけど、市内にあるから車で行くにはめんどくさい。交通量が多いし、下道だと時間かかるし、行ったとして、都会の方なので駐車場がめんどくさい。しかも高い。電車で行くと往復1300円ほどかかる。なんだかんだで映画を観るのに、映画代を2倍払わなきゃいけない感じになる。ということで、基本的には縁がないです。
隣県にも1つあります。所要時間的には県内のミニシアターと同じか、少しかかるぐらいかな。電車ではいけないけど、車でならアクセス自体は楽。
ということで、観たい映画があったので、隣県のミニシアターまで足を運んだ。
でも、大変な出来事が起こりました。(大袈裟)
話が飛んで申し訳ないけど、ここから地元のシネコンの話に変わります。
そもそも僕は映画館で映画を観ることが少ないです。ケチだから、映画が好きなクセに映画に1800円を出せないです。それに、時間が決まってるのがしんどい。周りの人によって映画を楽しめるかどうかがたまに決まってくる。など色々理由はあります。
でも、どうしても観たい作品があると、レイトショーで観ます。それでも邦画はほとんど観ないです。洋画のビッグタイトルばかりを観ます。レイトショーは1300円で観れるし、お客さんは少ないし、僕にはぴったりの鑑賞方法です。
しかも、地元のシネコンには無料の駐車場があります。なので、単純に考えると1300円だけで良い環境で映画を観れるのです。
そして、隣県のミニシアターに話が変わります。
隣県のミニシアターに行く場合は40分ほど車を運転して行きます。パーキングは用意されておらず、そのへんに止めます。30分100円/終日500円とかです。
ミニシアターだからでしょうか、レイトショーはありません。一般で1700円の料金です。
この時点で、120分の映画を観るのに、映画代1700円+駐車場代500円=2200円かかります。
120分の映画とはいえギリギリに止めて、観終わって急いで映画館を出るのもなんだかなぁという感じなので、上映の15分前ぐらいに止めるし、駐車場から映画館までも少し歩くしで、なんだかんだ500円取られるのです。笑
地元では1300円で映画を観れるのに、隣県のミニシアターに行くと2200円。差額900円。音響やスクリーンの大きさはシネコンの方が断然いいでしょう。物販コーナーも大々的に設置してあります。もちろん、ミニシアターにはミニシアター系の映画を観れるという大きなメリットがあります。というかシネコンとミニシアターだと方向性が違うので比べるのも野暮ではあるんだけど、でも比較せざる負えない。地味に900円は大きい。シネコンだったら、ドリンクレギュラーサイズとポップコーンorホットドッグorポテトなんかが食べれる勢い。というかパンフレットとか買えるじゃん。すげーな、今気づいた。
「隣県のミニシアター3回映画を観る」と「地元のシネコンで5回映画を観る」がほぼ同じなのです。
ここで、僕が言いたいのはミニシアターに対する文句ではないです。
言いたいことの1つは、地元にシネコンがあって、1300円で映画が観れるという環境の良さに気付けたこと、そして、それに感謝をしたいということ。当たり前のように、車を10分ほど走らせて、1300円で映画を観れてたんだけど、それは意外にレア(とまでは言わないかもしれないが)な環境なのかもしれない。と気付きました。
まぁ、僕の鑑賞の仕方は映画業界的の売り上げ的には良くないことだと思いますが、そこは許してください。
言いたいこと2つめは、差額900円を払ってでも通いたくなるミニシアターがあったということに気付いたって話。
長くなりそうなので、後編に続きましょうかね。