海賊じいちゃんの贈りもの ~なんか知らんけど、めでたしめでたし~
【タイトル】海賊じいちゃんの贈りもの 米2014
【監督】アンディ・ハミルトン、ガイジェンキン
【出演】ロザムンド・パイク、デヴィッド・テナント、ビリー・コノリー
【一言あらすじ】祖父と孫の秘密の葬儀
家族モノの映画を観ました。なんとなーくハートフルな感じのパッケージだったし、ほんわかした気分になれるかな?と思って選んでみました。
ロザムンド・パイクはちょいちょい有名になってきてますよね。「ゴーン・ガール」とか記憶にある。内容は覚えてないけど。
ニコール・キッドマンに少し似ている気がします。そんなことない?
評価
★☆☆☆☆(★1.0):話が通じない人間が嫌いなのだ。
僕は映画の中で話が通じないキャラが嫌いです。感情論なキャラやギーギーギャーギャー五月蠅い子ども、単純なキチガイ。などなど映画にちょいちょいいるようなやつ。
あと、説明力が無いキャラクター。そういうのが詰め込まれた映画でした。
個人的に拒否反応が出る。
最終的に美談みたいなオチに持っていきたいのはこの手の映画のセオリーなんだろうけど、オチまでの説得力がなくて、?がたくさん出てくる。
時間が短いのが唯一の救い。
もう少しあらすじ
おじいちゃん(ビリー・コノリー)の誕生日を祝福すべく、マクラウド一家の面々はスコットランドの自宅に集結する。しかし別居中で破局が秒読みのダグ(デヴィッド・テナント)とアビー(ロザムンド・パイク)夫妻、精神状態が不安定な伯母などいずれも問題を抱え、和やかな一家団らんとは言い難いものだった。そんな中、アビーの子供たちが引き起こした行動をきっかけに、一家はとんでもないピンチを迎え……。(シネマトゥデイ)
物語中盤でじいちゃんと孫の3人が海へ出かけます。そこで、じいちゃんは孫たちに「葬儀は舟に乗せて燃やしながら沖まで流してほしい」と伝えます。その話のあと、おじいちゃんは偶然にも孫たちしかいない砂浜で息を引き取り、孫たちはじいちゃんの言っていた通りにいかだを作り、遺体を燃やしながら沖へ流します。
それを知った他の家族はワチャワチャとパニックになりながら、なんだかんだで家族の溝は修復されていくって話。
なんだけど、登場人物全員がクズすぎて無理だった。
1人1人を見ると、そうでもないんだけど、全員揃うと、なんでまともな人間が一人もいないの?という気持ちになって、胃もたれしそうになる。
面白くない映画ほど長く記事を書きたくなるよね(笑)
そういうことで、長々とネタバレを交えながら記事を続けます。
家族紹介
じいちゃん...多分まともな人。ガンを患ってて、75歳の誕生日パーティ目前。中盤死ぬ。
父親...じいちゃんの息子。奥さんと別居中。パッとしない。特徴無い。奥さんとすぐに口論になり、感情的になるのか、論理的に話せないのか、会話・議論において無能。
母親...父親の奥さん。父親と同じく、口論のレベルが低くて無能。
夫婦は別居中で離婚寸前みたいな描写があるけど、何が原因かは不明。くっつくべくして結婚した似たもの夫婦。
娘A...夫婦の長女。こどもの中ではまともだけど、真面目な性格なのか、自分に起こったことをメモするメモ魔。嘘が嫌いで、このまま大人になったら拗らせ系社会不適合者になりそうだった。エンディングでまともになる。
息子A...夫婦の長男。メルヘンボーイ。こどもだから仕方ないで済ませても良いけど、ギリギリな年齢なように見える。
娘B...夫婦の次女。石がお友達で、子ども過ぎて仕方がないのかな?とも思う。おしゃべり。単純に嫌いなこども。
孫3人でじいちゃんの葬儀を執り行う。すごい。
伯父...父親の兄。自己中。自分大好き。説明力がなく無能。
伯父嫁...伯父の嫁。特に何もない。
こんな感じの家族構成なんだけど、全然共感ができないし、すんごいうるさい家族だった。
まとめ
なんか知らんけど、いつの間にか家族の仲が修復されていました。
美談に落ち着いたけど、無理やりな映画だった。
鑑賞:2019.06.29