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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム ~正規ヒロインが大活躍!!!ヒャッホウ!!!~【感想】

【タイトル】スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム   米2019

【監督】ジョン・ワッツ

【出演】トム・ホランドゼンデイヤ、ジョン・ファブロー

【一言あらすじ】インフィニティ・サーガとやらの終わりの話

 

 

 

MCU作品を1作目のアイアンマンぐらいしか観てないのに、「インフィニティ・サーガ」とか言われても困る。というか調べてみたら23作品も展開してて、今さら追いかけるのしんどい規模のエンタメになってるのがスゴイ。

しかも、Wikipediaでは『「スター・ウォーズ」シリーズに大差をつけて、興行的に成功しているシリーズである』みたいな書き方がしてあり、軽くディスってるのが笑える。

 

そんなこんなで、今日の記事は「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」です。スパイダーマンの実写映画7作品目にし、MCUの一区切り的なポジション(だよね?)の本作。

今回は親愛なる隣人であるスパイダーマンが地元から遠く離れた土地でヒーローする物語。

 

 

 

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム|動画を見るならdTV -公式サイト

 

 

 

評価

★★★☆☆(★3.0):俺の正規ヒロインが活躍するのは嬉しい!

 

前作に比べたら、ピーター・パーカーが主人公らしくなってる気がするので、その部分は好き。普通の高校生のように恋をして、ヒーローだからこその悩みを抱え、少し大人になっている気がした。少しだけ。

ヒーロー映画の構図としては、そんなに難しいことはしておらず、ベタな展開のオンパレードだと思うし、特別凝った設定もしていない。強い敵がいて、味方になってくれる人がいて、苦戦するけど、助けがあったことで強敵を倒すことに成功し、そしてハッピーエンド。ここでストーリーに恋愛要素があるのであれば、キスすれば簡単に物語を終わらせることができる。

この映画もそんな具合で終わる。

 

 

 

MCUがなんぼのもんじゃい!!!

いや、別に嫌なら観なきゃいいし、どの映画を鑑賞するかを決めるのは自分だからしゃーないんだろうけど、観たからには文句言いたいこともあって。

 

しょっぱなサミュエル・L・ジャクソン(個人的にかなり嫌いな俳優の一人(笑))と女性が登場して、今作の敵と遭遇する。とりあえず、すぐに「あぁ、今回はこの敵を絡めてなんやかんやしていくんだな」ってのはすぐに分かる。話が早い。

この2人が誰なのかは、説明してくれないけど、いいよ。俺が悪い。

 

そして、舞台はピーターの高校へ移り、「指パッチン」がどうのこうの言ってる。

おそらく、たぶん、もしくは、メイビー、プロバブリィ、このせいで時空がどうにかなったみたいで、指パッチン組とそうじゃない組でなにか差があるらしい。説明は特にない。うん。スター・ウォーズ」に大差をつけて、興行的に成功しているMCUを観てない俺が悪い。

 

そして、物語が少し進み、アベンジャーズのリーダー(だと思われる)アイアンマンが死んだことが判明する。なんで死んだのかは分からない。悪いのは俺。だってMCUを観てないから。スター・ウォーズ」よりぶっちぎりで売れているMCUを観てない俺が悪い!!!!

 

と、まぁ、なんとかギリギリ知らなくても、エンタメとして楽しめる映画ではあるんだろうけど、やっぱりMCUを観てた方が面白いんだろうなーという映画の作りで、ちょっぴり残念。

 

でも、シリーズ物ってそうだよね

スター・ウォーズだってそうだし、ターミネーターもそうだし、ハリー・ポッターもそう。シリーズ物の宿命ではある。

だがしかし、but、23作品もあるのはズルいよ。

全部を今から追うのは辛い。

というか、23作品もあるなら、スター・ウォーズに勝つのは当たり前田のクラッカーじゃないんですか?

 

そんな感想を持ちました。

 

 

 

あらすじ

高校の研修旅行でヨーロッパを訪れていたピーター・パーカーは水でできた巨大な敵に突如襲われる。スパイダーマンスーツを着用していないピーターが悪戦苦闘していると、空を飛び、不思議な力を使う謎の男が参戦してきて、敵を制圧することに成功する。謎の男の話によれば、水、土、火、風の性質をもつ怪物が地球に攻め入ろうとしているらしい。残りの敵を倒すためにスパイダーマンに協力を要請するが...。

 

 

すんごい、厨二感あるよね。ディスってる訳ではなく、こう、なんというか男心くすぐるというか。俺はくすぐられなかったけど。

水、土、火、風の性質を持つ敵ってヤバいよね。名前はエレメンタルズ。

ただ、この映画、全てがどうでも良いんだよね。

ヒーローが多く存在している世界でスパイダーマンが頑張らなくてもどうにかなるんだろうし、ファンタジー色が強すぎて、もしくはSFが強すぎて、どうにかなるやろ精神。

ヒーロー物なんだから、最終的にスパイダーマンが勝つのは確定的だし、MCUファンじゃない僕からすると、MCUの大きな軸から枝分かれしている細かい設定なんかに興味持てないし、そういう部分は、この際どうでもいい。

 

僕が気にしているのは正規ヒロインであろうMJのことだけ。

前作の感想記事でも書いたけど、可愛いんですよ。変なコなんだけど、それが良い感じで、せっかく映画を観るなら普段目にしない変わった女の子を見たいってのもあるし。

クセの強い女性ってイイよね。映画映えします。実際にいたら、どこまで仲良くなれるかは分かんないけどね(笑)

 

結構、活躍してくれているので好き。

でも、映画内では好きなんですけど、他にはどんな映画に出ているのかなーって調べてみたら、全然映画内の雰囲気と違って、少し残念でした。

まぁ、海外演者でよくある話。

というか、日本人に比べて、映画によって一気に雰囲気変わるのがスゴイ。

あと、日本人に比べて年月による変化が大きすぎてたまにびっくりする。

 

 

 

まとめ

多分、つぎにMCU作品を観るのは、数年後になると思う。

スパイダーマンの映画としての面白さは微妙なんだよね。

MCUを観ていても、観ていなくて、このストーリーで映画を作ろうとするのは無理があるでしょ。何もかもが薄いんだよね。

スパイダーマン単作を観た限り、アベンジャーズは頭数揃えているから面白い仕上がりになってんのかな?って思える作り。

もちろん、他のMCUは魅力的なのかもしれないけどね。

スパイダーマンだけで判断すると、そういう評価にせざるを得ないかな。

★3.0にしたのは、ヒロインの雰囲気の良さだなぁ。

 

 

 

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鑑賞:2020.04.06