ぎぶそんぶろぐ。

映画の感想とか、日常とか。

絡みつく舌 ~貪るようなSEX、大学生のあれこれの話。~

【タイトル】絡みつく舌           2017チリ

【監督】ペラヨ・リラ

【出演】ダニエラ・カスティージョ・トロ、ディエゴ・ボッジョニ

【一言】大学生の普遍的な恋愛映画....かな

 

 

どうも。ぎぶそんです。

前回観た映画とはガラリと雰囲気を変えて、日本未公開のチリ産の映画を観ました。

wowowで放送があった作品で、紹介ページにはラブロマンス/青春とありました。主人公の男女は大学生ですが、外国人ということもあり、大学生には見えませんでしたね(笑)日本の学生が(学生に限らずだけど)童顔というか、お子ちゃま顔なので、仕方ないけど、大学生設定はあってないようなもの。それどころかストーリー自体もあってないようなもの。でも、大学生という設定は結構大事で、主軸としては童顔な日本人の大学生にもあてはまるような普遍的なモノを感じました。日本だろうと、チリだろうと、学生の悩みというものは共通するものなのかもね。

 

ちなみにR-15指定で、ゴリゴリSEXしていく映画です。

 

じゃあ、早速感想へ。

 

 

 

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パッケージがエロティック

 

 

 

評価

★★☆☆☆(★2.0):SEXで身を滅ぼす大学生はあるあるっぽいよね

 

こういう映画を観ると、ストーリーは二の次になりやすいんですよね。僕の場合。エロティック系はストーリーがしょぼくてもSEXシーンが良かったら★を1つ増やしていこうかなというスタンスです。過去に書いた記事もそんな感じです。

んで、この映画のSEXシーン。めっちゃ良かったですよ。貪るような感じが伝わってきました。それがまず、素晴らしい。

主人公は卒論を書く立場にある女子大生:ソフィアと作中で19歳になろうかとしている男子大学生:アレハンドロ。

僕個人の感覚で言うと、18歳ぐらいの男子大学生から見た卒論を書く女子大生(20~21歳とか?)はすごく魅力的にみえるはず。

そんな2人がSEXするのは良い設定だと思います。

 

 

 

もう少しあらすじ

ジャーナリズムを専攻する男子学生アレハンドロは、もうすぐ同じ大学を卒業する年上の女子大生ソフィアと恋人同士になる。アレハンドロは写真を撮る以外、勉強に身が入らないこともあり、酒を飲んだり、ソフィアを抱くことが生活の中心になるが、一方でソフィアは年老いた母親が病気にかかっていることもあり、将来について考えをめぐらせる。ある日アレハンドロは突然下宿から消えたソフィアと連絡が取れなくなってしまうが……。(wowowより)

 

 

 

個人的に好きなのはアレハンドロがSEXを覚えて、ソフィアの体を求めるようになり、勉強が疎かになるという設定。

SEXを覚えて、っていうのは僕の勝手な推測ではあるが、ハイスクール時代は実家に住んでいて、いつでもヤれるという環境ではなかったはずなので、下宿先で彼女を連れ込んで何回もヤれるようになった、という意味でSEXを覚えて、と表現してみた。

上記のように書いてみると、アレハンドロが彼女の気持ちを無視して体を求めているかのような雰囲気もあるけど、そういう訳でもなく、ソフィア側もSEXをすることに不快感はないように思える。

要は学生にとっての悩みの種である、将来に対する不安から逃げるために体を求めているのだと思う。

正直、学生時代はSEXをしたいし、大人になってからも性欲がある人はSEXしまくりたいはずである。

SEXって結構すごいもんで、恋人ができると自信を持てるようになり、SEXをしてると疲れるはずなのに、元気になることはあると思う。

とは言え、だから社会で、もしくは学校生活で成功するかというとそういう訳ではない。

 

現に、この映画のアレハンドロは生活の全体をSEXを占めるようになって、(厳密にいうと写真にものめり込むけど作中では重要視されていない)授業の単位を落としそうになる。

 

映画にメッセージ性はないけど

ある程度の大学生に起こり得る話であり、そういう部分ではリアリティがあるよね。

 

 

 

80分ちょいの映画

短い映画だと思う。正直中身は空っぽ。

別に文句を言いたくなるような展開でもないし、そもそも日本未公開&チリ産の映画なので、期待のしようがないというのもある。

それでもSEXシーンは見ごたえあるし、ヒロインのソフィアの体には生々しさがあって良かった。それ故にモザイク加工は勿体ない。映画の魅力が半減してしまう。

大学生という大人と子供間で揺れる、悩みとのギャップを殺してしまうのは残念。

 

 

 

 

R指定だからかもだけど、上手く予告編を見つけられなかった。

 

 

 

鑑賞:2019.04.14