ロンドン・ロード ある殺人に関する証言 ~そんな事件があったんだぁ。...で?~
【タイトル】ロンドン・ロード ある殺人に関する証言
【監督】ルーファス・ノリス
【一言あらすじ】トム・ハーディ詐欺。
6月3本目は、「ロンドン・ロード ある殺人に関する証言」です。
実際に起こった事件を題材にした作品で、約90分のコンパクトな作品です。トム・ハーディが出ているのを期待して観ると、2分くらいしか出てないのでガッカリします。
もし、トム・ハーディを目当てにしている方は気を付けてください。
感想・軽いネタバレ
評価
★☆☆☆☆(★1.0):やっぱりミュージカル映画は無理。
観るまで知らなかったんですが、ミュージカル映画でした(笑)
実際に起こった事件を題材に、スリラーミュージカル映画に仕上げた作品になります。
僕はミュージカル映画が苦手なんですが、その要素を抜いても、映画自体がつまらなかったです。まぁ、ミュージカル映画からミュージカル要素を抜いてしまったら、作品として成立しなくなりそうだけど、仮に抜いたとして、その後に残るものが皆無に等しい。なんとも観終わった後に何も残らない映画でした。
この映画は解決した事件を題材にしていますし、事件そのものに謎があるタイプの事件ではないので、事件そのものを映画にするには題材としてボリューム不足なんだと思います。なので、この映画は事件+αまでを映しています。
もう少しあらすじ
2006年、英国で売春婦連続殺人事件が発生する。事件は解決するものの、事件の影響により、地元の印象が悪くなってしまった。町の再興を図るために、住民たちは立ち上がる。
ね。題材のボリューム不足でしょ?
このあらすじを90分にするのは無理なんですよ。映画の尺を増やすためにミュージカル要素を入れた印象。んで、元の濃度がないのに、他の要素で薄めっちゃったもんだから映画の中身が空っぽ。
ミュージカル要素を入れて向上したものがなくて、むしろ魅力ダウンしました。
トム・ハーディの名前を使うな
僕はトム・ハーディを好きなわけではないです。最近、有名になってきましたので、なんとなく出演しているとなると、観たくなりますよね。順番的にも2番手、3番手くらいに名前があるし、いっぱい出るのかなぁとか思っていたら全然でないじゃん(笑)ビックリしました。
2場面で出てきますが、1場面目は歌います。ミュージカル映画なので、ポツリポツリと歌います。2場面目は喋りません。画面に映るだけでした。出演、終わり。
まとめ
ミュージカル映画が苦手な人にはオススメできません。
映画の題材的にもハズレ。トム・ハーディ目当ての人にとってもハズレ。
どういう人に観てもらいたいのか不明。
どう観ても面白いという感想は出てこないと思う。
仮に出てきても純粋に映画の内容にではなく、演出であったりする
メインのストーリー外での要素だと思う。
LONDON ROAD Trailer | Festival 2015
鑑賞:2017.06.14