【タイトル】私の男 日14
【監督】熊切和嘉
【一言あらすじ】父娘の禁断の愛。
邦画を連続で観ました。しかも二階堂ふみ作品。どんだけ好きやねん。
どこが、ってのは具体的には言えないけど、なんか好きなんだよね。
今回の映画は父と娘の「愛」というタブー的なものに触れた作品。やっぱり父娘の愛ってのはタブーらしいんですが、そこまでドロドロした作品ではなく、かといってあっさりしている訳でもありません。まぁ、観ていて気分を害する人もいるだろう作品です。
個人的に二階堂ふみの濡れ場に期待して(欲望むき出しですみません)、映画を観たのですが、二階堂ふみとの絡みでは下着姿までしか観ることはできません。なので、その先を見たい方はドンマイです。
僕はそこまで見たかった訳ではないので、良いんですけどね。笑
感想・軽いネタバレ
評価
★★☆☆☆(★2.0):もう少しエッチ路線かと思ったけど.....
評価は★2.0ですね。映画の大筋には★1.0なんですが、浅野忠信のダメダメ感と二階堂ふみのおっぱいに追加で★を1.0。計★2.0的な印象です。
129分という長さが怠かった。長い。テンポよくいってほしい。
それと、愛の形というか、愛の生まれた訳が、単純な好き嫌いではなく、なんというか空しい愛で、それがつまんなかった。まぁ、父娘の関係でガチな恋愛も困るんですけど。映画ぐらい良いじゃん?って気持ちです。
原作もあるそうで、原作とは少しずつ違う部分があるそうです。ちなみに僕は原作は未読です。
映像の違いは好きでした。この映画は3つのフィルムで撮影されているみたいで、16mmフィルム、35mmフィルム、デジタル、の3つの映像感があります。ありきたりと言われたらそれまでなんですが、割と好きな手法でした。分かりやすく場面転換というか、心情転換というか、そういうモノが表現できるのでいいですよね。
もう少しあらすじ
物語の主人公の花(二階堂ふみ)は9歳のときに大地震で両親を失う。その際に親戚の淳悟(浅野忠信)に引き取られるところから映画は始まる。年月は流れ高校生になった花と淳悟は互いの体を求めるようになる。しかし、その関係を大塩さんに知られてしまう。今の関係が壊れることを恐れた花は大塩さんを結果的に殺害してしまう。一旦は事故で片づけられるが....。そのあと花と淳悟は都会で暮らすようになる。
花と淳悟のそういうシーンは映画内では1回だけなのですが、おそらく慢性的にしていることがうかがえます。「愛」を前面に出してくる映画ではないのですが、まぁ、そういう感じの雰囲気の場面、シーンはいくつかあります。
んで、そのときの演出が....うーん。ハマらない。ハメてはいるんだけどね。うーん。
まっすぐ育たなかった花
何を基準に「まっすぐ」とするかは謎ではありますが、少なくとも変です。二階堂ふみ演じる花は、今時っぽく言うならば地雷臭がプンプンです。父親から貰ったピアスを飴みたいに舐めたり。淳悟の指を舐めたり。なんか危ない。
でもね、男ってバカだから(少なくとも俺は)、映像で観る分には嫌いじゃないんですよね。すみません...。
二人の愛は共依存から生まれたものです。家族を失くした花と家族が欲しい淳悟。空しい愛ですよね。それが花をあんなふうにしたのでしょう。
まとめ
俺も二階堂ふみのおっぱい揉みたい。
細かいところが気になります。
花の事件にしても、淳悟の事件にしても。それが軸ではないからどうでもいいってことなのでしょうか。ここまできたらどうでもいい気がするのも確かだけどね。
浅野忠信の作品で、これが好き!ってのはありませんが、結構出てますよね。
二階堂ふみの作品でも、これが好き!ってはありません。笑
でも、なんか好きなんですよねー。
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鑑賞:2016.06.27