【タイトル】ラブソングができるまで 米日2007
【監督・脚本】マーク・ローレンス
【内容】元スターのアレックス(ヒュー・グラント)と素人作詞家のソフィー(ドリュー・バリモア)がラブソングを書き上げ、その曲が披露されるまでの数日のお話。
感想・軽いネタバレ
先月に続きドリュー・バリモア作品が少し続いていますが、あんまり面白くなかったです。
やっぱり2005年くらいのバリモアが可愛いなぁとか思いつつ観終わりました。
今作のジャンルは軽い恋愛モノ。コメディ要素はそんなに。全体的に音楽。セリフ回しは少しオシャレ。最後のヒュー・グラントが歌う歌の歌詞は好き。そんな感じ。
さて内容をもう少し掘り下げると
かつて一世を風靡したバンドのボーカルだったアレックスは売れない歌手になっています。ちょっとした同窓会や遊園地で数曲歌うだけの巡業を行う日々。そんな彼の元に楽曲作成の依頼が舞い込んでくるのですが、作詞の面で作業が進まないでいた。んで、その場にたまたま居合わせていたソフィーが適当に歌った歌詞に惚れこんだアレックスはソフィーと共同で楽曲を作ることにした。
という話。
なんていうか、アレックスの役に共感が得られないから面白くない。
ミュージシャンはそこらへんにいる訳ではないので、その部分ではなくて、なんとなく、こう、ね。上手く言えないけど。なんか違うんですよ。
てか、ヒュー・グラントを観てると「ノッティングヒルの恋人」しか思い出せないからかもだけど。なんかのめり込むことができない映画でした。
さらには、2人の関係性や取り巻く環境もあまり共感できずに話が進行します。
個人的には恋愛モノってある程度の普遍性的なものが必要な気がします。誰もが共感できる設定が欲しかった。
もちろん展開自体はベタです。
楽曲制作は上手くいくが、2人の仲が壊れるイベントがあり、最終的には元に戻る。
定番中の定番ですね。
良かったところ
・出てくる曲の歌詞がなんか良い
・2人のデュエットがなんか良い
悪かったところ
・ソフィーの過去に中途半端に触れてそのままになる
・主演2人以外の登場人物が微妙
こんなところでしょうか。
ヒュー・グラントはやっぱり「ノッティングヒルの恋人」でしょ。割と好きです。確か。
ドリュー・バリモアは今のところ1番好きなのは「50回目のファースト・キス」ですね。
鑑賞:2015.12.06