【タイトル】デビルズ・ノット 日米2014
【監督】アトム・エゴヤン
【出演】コリン・ファース、リース・ウィザースプーン、デイン・デハーン
【内容】1993年のアメリカ合衆国アーカンソー州ウェスト・メンフィス。5月のある日、三人の児童が行方不明となり、後に無残な死体となって発見された。後に地元警察は、容疑者として三人のティーンエイジャーを逮捕する。三人はオカルトとヘヴィメタルが好きな地元の問題児たちで、悪魔崇拝者による猟奇殺人と決め付けた地元警察は、無罪を主張する彼らを強引な手法で追い詰めていくのだった。一方、そんな警察の捜査に疑念を抱いた私立探偵のロン・ラックスは独自に調査に乗り出す。また、被害児童の母親の一人であるパム・ホッブスも、真犯人は別にいるという疑念を次第に抱くようになる。(Wikipediaより)
感想・軽いネタバレ
今作は1993年に実際に起こった事件(ウェスト・メンフィス3 - Wikipedia)を題材にした映画です。ジャンルは伝記映画、サスペンスってところでしょうか。
もやもやとした重いものが残る映画でした。なんというか映画よりのドキュメンタリー的な。いやどうなんだろうか。ちゃんと映画として楽しめます。ただ、どんなに頑張ってもモヤモヤ感が残る。
なんか、感想を書きにくい。何を書いたらいいか分かんない。
実際に起こった事件なので、ネットで事件の内容、裁判の内容、後日談などをいくつか読んでみたけど、やっぱりこの事件は冤罪だったんじゃないかな。としか思えない。
内容に触れるのは少し難しいので別な角度で感想を箇条書きで書きます。
・結局、誰が犯人か分からないので、犯人を知りたい系の人にはお勧めできません。
・そこまで酷いシーンはないので、スプラッタ系が苦手な人でも大丈夫かと。
・ロン・ラックス(コリン・ファース)だけがおそらくまともな人。
・作中、誰も幸せになりません。
・リース・ウィザースプーンが田舎臭いお母さんを熱演。
・なんか誰もかれもが疑わしい。
映画ラストのシーンは印象深いです。
また、映画が終わってエンドロールに入る前のドキュメント部分も印象深いですね。
こんな感じです。
コリン・ファースは「英国王のスピーチ」「キングスマン」などで有名ですね。演技派だと個人的には思っています。
デイン・デハーンはなんとなく苦手な俳優さんではあります。「キル・ユア・ダーリン」などが有名かと。
鑑賞:2015.11.30