2番目のキス ~いや、レッドソックスも、彼女も1番なんだけど...なんだけどさ!~
【タイトル】2番目のキス 米2005/日2006
【監督】ファレリー兄弟
【出演】ドリュー・バリモア、ジミー・ファロン
【内容】冬のボストン。キャリアウーマンのリンジーは会社見学の一環で生徒を連れてきた数学教師のベンに出会う。2人はデート重ねていき、お互いに惹かれていく。だが、メジャーリーグのシーズンが近づくと、熱狂的なレッドソックスファンのベンはリンジーをそっちのけにしてしまう。2人はどうなるのか...
感想・軽いネタバレ
久しぶりにラブコメを観ました!少し古い映画ではありますが、ドリュー・バリモアが出ていることもあってか安定した面白さです。
女性はもちろん、男性にも観やすいラブコメだと思います。むしろ男にオススメなんじゃないかな?
リンジー:昇進を狙うキャリアウーマンです。仕事依存症です。そのため彼氏と長続きしなかった。
べン:熱狂的なレッドソックスファンです。伯父が残してくれた永年チケットを持っており11年間、試合観戦を欠かしたことがありません。そのため彼女と長続きしなかった。
ドリュー・バリモアの可愛さもですが、ベン役のジミー・ファロンの演技が素晴らしいです。なんとなく冴えない感じで野球の好きそうな。決してイケメンではないが、優しそうな男性を上手く演じています。
さて、
メジャーリーグがオフシーズンである冬にお付き合いを始めた2人は順調に愛を深めていくんですが、シーズンが近づくにつれて問題が起こりはじめます。
リンジーは実家に戻ったときに、レッドソックスの公開練習の映像が流れて、インタビューを受けるベンが興奮し、発狂している姿を見て少し引き気味。
ベンは試合を録画して、リンジーの両親とレストランに食事に行きますが、周りのお客さんがレッドソックスの試合の話をしていて、それを聞きたくないので耳を耳をふさいで発狂w
そんなこんなで開幕戦や週に数回の野球観戦デートに行き、上手くベンに合わせるリンジーですが、リンジーもベンと一緒に行きたい場所があります。
そこで、ベンは人生で初めて、ヤンキース戦に行かないで、リンジーとパーティーに行きます。パーティーから帰ってきて2人は熱い夜を過ごし、ベンが「人生で最高の夜だ」と言うとリンジーは嬉しくてたまりません。そんなベンに電話が入ります。内容は「7-0からレッドソックスが逆転した!」という内容。ベンは激しく後悔します。そして、リンジーに「最悪だ...」と言ってしまい酷くリンジーを傷つけてしまう。
2人は破局してしまうのですが、これからどうなるのか...
好きな場面は上記の3シーンもですが、
2人が破局して、ベンが生徒に愚痴をこぼすシーンです。
そこで生徒が一言「先生は彼女を愛して、彼女も先生を愛してる。けどレッドソックスは先生を愛してくれる?」
いやー、そのとおり。そうなんだよねぇ。
作中で、「レッドソックスファン=もっとも哀れな神の創造物」って表現するのですが、レッドソックスって長い間優勝から遠のいていたチームなんですね。
んで、映画が製作された年は86年ぶりに優勝した年でもありまして、それを受けて脚本を書きなおしたらしいです。
コメディってこともあり、設定など雑な部分もありますが、そんなの気にして観るような映画ではないので、楽に観れますよ!いわゆるベタです。
この映画、僕は共感する部分も多くて、世の男性の中にも共感できる人多いのでは?
監督のファレリー兄弟はメリーに首ったけ、ふたりにクギづけなどがオススメです。
ドリュー・バリモアは綺麗ですよね。なんか可愛いんです。オススメは50回目のファースト・キスかな。好きな映画です。
鑑賞:2015.11.19