【タイトル】愛の渦 日2014
【監督・脚本・原作】三浦大輔
【内容】マンションの一室に集まった男女8人。目的は乱交をするため。最初は気まずさがあったものの、時が経つにつれて、堅さがほぐれていくが、お互いの趣味嗜好、不満、人間性が見えてくるようになる。
【キャッチコピー】着衣時間わずか18分
感想・軽いネタバレ
久しぶりの邦画です!
この映画も上記の内容を書くのに苦労した.....
だって男女8人がエッチしてるだけなんだもん。
ざっくり言うと、エッチしたい男女8人がエッチをしまくるという内容。
ヒロインの門脇麦さんが脱いだこともあり話題になってたと思います。
感想としては「こんなもんか」。なんか自分の中でハードルを少し上げ過ぎてたのかもしれないな。と。
観ようと思ったのは、池松壮亮が好きだから。という安易な気持ちと。乱交映画がどんな風なのか気になったからなんすけどね。
前置きが長くなりました。
個性的な8人が集まります。
男:ニート、フリーターのチャラ男、妻帯者サラリーマン、デブ童貞
女:地味な女子大生、プライド高い保母さん、OL、ヤンキー常連者
うーん。童貞がこんなところ来るかな?まぁ、いいや、来ることにしましょう。
男女8人がバスタオル1枚で待機しているのですが、中々話が進まない。
早くやれよ。と思いながらなんだかんだでペアができて1回戦。
ニート(池松壮亮)と女子大生(門脇麦)のペアができるのですが、お互いあまり喋らないし、堅くて少しイライラ。だが、これが2人の魅力。
エッチを始めるときもベッドの上に対面して座って
女子大生「よろしくお願いします」
ニート「よろしくお願いします」
囲碁とか、将棋の対局かよと思って笑ってしまった。
1回戦が終わって8人で会話するシーンでは、自己紹介を始めるんですけど、ちょっと違和感がありました。そんなところで自分のこと話せないよ......
そんなこんなで2回戦もペアができて話は進むんですけど、3回戦のときに少しトラブルが起こりはじめるんですよ。
誰とはやりたくない。とか
アイツのマ○コが臭い。とか
そんな感じでね。すこし拗れていくところが面白いなぁと思いました。
作中で4組のエッチ場面を上から撮影するシーンが、すごく良かったです。あまり見ることのないですからね。ダイナミックというか、異質なシーンでした。迫力あります。
門脇麦さんの乳は彼女にあったサイズのものでした。あえぎ声は良かったです。
常に誰かの「あんあん」が聞こえます。
エッチをしているときはバスタオルを外していますが、8人の会話シーンなどは基本的にバスタオルをしています。なので、キャッチコピーにもある「着衣時間わずか18分」は誇大広告のように感じました。バスタオルをしてるのって着衣と同じじゃないかなぁと思いますし、仮に着衣じゃないとしても、キャッチコピー負けしています。
乱交はしていません。基本的に2人の1組でエッチをします。
この映画は元々は舞台なんですね。
なので、三浦大輔さんが監督・脚本・原作
池松壮亮さんは個人的にも世間的にも注目の俳優かと。
好きな作品は半分の月がのぼる空、大人ドロップ
視聴:2015.06.11