ぎぶそんぶろぐ。

映画の感想とか、日常とか。

アメリカン・アニマルズ ~華麗な盗みではなく、滑稽な犯人たちを楽しむ映画!!~

【タイトル】アメリカン・アニマルズ   2018米

【監督】バート・レイトン

【出演】エヴァン・ピーターズ、バリー・コーガン

【一言あらすじ】希少な本を華麗に盗み出そうとする話。

 

 

こんにちは。ぎぶそんです。

映画とは全く関係ないんですけど、最近アメリカのロックバンドWeezerの『Weezer』というアルバムにハマってます。「6枚あるうちのどれだよ!?」って思ったあなた。Weezerのファンですね!Weezer初心者の僕にWeezerで好きな曲を教えてください。僕は『California Kids』が好きです。

『BLACK Album』にハマってます。

 

Weezerの話をしたいな思って記事を書いたことがあるんだけど、なかなか上手に記事が書けなくて2017年に下書きしたのが残ってたりします(笑)

果たして、その記事は陽の目を見ることができるのか。

 

って、ところで映画の感想を書いていきます。

今回は『アメリカン・アニマルズ』です。アメリカ版どうぶつの森です。嘘です。

 

 

Bart Layton's “American Animals” – Millennial Movie Man

 

 

評価

★★★☆☆(★3.0):ここにも『ダンケルク』が...。

 

実際にあった窃盗事件を映画にしたもので、本編では俳優が演じる映画部分と本人による事件を回顧するドキュメンタリー風部分とが交錯するような演出になっていて、よく言えばマンネリ回避、悪く言えば映画に集中できない。と言ったところ。

個人的は好きな演出。というか斬新な気がする。普通はエンドロールで本人がインタビューを受けている映像を流したりするイメージだけど、この映画に至っては本編中にインタビューシーンがあって見ごたえはある。

本人たちを見るとリアル感が増す。

それこそ「オーシャンズ」シリーズのような華麗な盗みではなく、もっと言うと杜撰とも言える計画だということを本人映像を挟むことで補強できているのが面白いと思った。

 

2番手にクレジットされているバリー・コーガンという俳優が演者として好みの顔で、どこかで観たことあるなーって思ったら『ダンケルク』(2017)に主演していて、ここ最近、鑑賞した映画2作でダンケルクに関連(こじつけとも言う)したのが、嬉しかった(笑)

 

 

 

あらすじ

平凡な生活を送ることに辟易していたスペンサー(バリー・コーガン)は悪友のウォーレン(エヴァン・ピーターズ)と小さな窃盗を働き、小さなスリルを楽しんでいた。そんなある日、図書館の特別コレクション室に価値1200万ドルの本が所蔵されていることを知ったスペンサーはウォーレンに本のことを話す。本に興味を示したウォーレンとスペンサーの特別な誰かになるための計画が動き始める。

 

 

 

割と誰しもが「特別な何か」になりたいと思ってる(思ってた)と思うんですよね。別に特別じゃないにしても、何かしらの理想の人物像になりたいという気持ち。

クレジットこそは2番手ではありますが、主人公とも言えるスペンサーも「特別」に少し飢えている青年です。言い換えれば普通の大学生です。そんな彼は友人と窃盗をするという方法で特別になろうとします。そんな映画。

 

 

 

映画パート

不満ではない、ただ満たされていないだけ。そんな青年が図書室から希少な本を盗むことを計画し、実際に盗むところまで描かれています。

この作品は「青春」映画だと思うんすよね。そして、この映画のストーリーの楽しみ方は盗みの計画を練ってはいるけど行き当たりで、幼稚とも言えるような計画で、全体を通してシュールでな空気感があり、クスッと笑えるか呆れた笑いになるかのギリギリのバランスにワクワクドキドキハラハラするところ。なのかもしれない。

 

本人パート

本人たちが事件のことを回顧するシーンがいくつかあるんですけど、少しずつ証言が食い違っている部分があるんですよね。それがリアルなんだろうなーと思います。事件自体は2004年に起きたものだから記憶は薄れていくものだし、事件に関わった立場によっても印象は変わってくるでしょうし。

本人出演は犯人だけではなく、犯人の家族や、図書館のスタッフも登場します。そのへんはビックリしました。

そんなに長い時間ではないけど、アクセントになってたかな。

 

映画×ドキュメンタリー

ドキュメンタリー映画を作っている監督の初の長編劇映画となる本作。

映画(ストーリー)の方に本人パートのインタビューの内容がしっかり盛り込まれているところはエエな。と思いました。

ウォートンとスペンサーの証言に食い違いがあるところでは、ストーリー部分で曖昧さをしっかり映像で表現するし

極めつけはスペンサー役のバリー・コーガンとスペンサー本人がストーリー部分で共演させるのは痺れた。

 

 

 

まとめ

まぁまぁ褒めてはいるけど、映画はシナリオの面白さ重視なので、★3.0という評価。でも、評価以上に映画の演出としては素晴らしいと思える作品。

映画の冒頭で「THIS IS NOT BASED ON A TRUE STORY」という文章が「THIS IS A TRUE STORY」と書き換えられる。ドキュメンタリー映画監督として言いたいことを、実に巧い表現で提示したなと感心。

 

 

 


“映画みたい”に盗みだす衝撃の実話『アメリカン・アニマルズ』予告編

 

 

鑑賞:2020.05.12