運び屋 ~運んで、運んで、運びまくる!と思わせながら、ときどき寄り道。~【感想】
【タイトル】運び屋 米2018
【監督】クリント・イーストウッド
【出演】クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、マイケル・ペーニャ
【一言あらすじ】爺さんが麻薬を運んだり、運ばなかったりする話
クリント・イーストウッドって凄いよね。何歳まで映画を撮るのだろう。何歳まで映画に出演するのだろう。かっこいい爺さんだ。
どうも、ぎぶそんです。
映画を観たので、ボチボチ書いていこうかなと思います。
今日の記事はネタバレ盛り盛りなので、注意してください。
評価
★★☆☆☆(★2.0):尺の割に薄味
116分ほどの割としっかりした尺があるのですが、そのうち60~70分ぐらいは観てなくてもいいんじゃないの?と思うぐらいの薄味。
なので、感想記事もあっさり、ざっくりな感じで終わらせます。
あらすじ
薄いので、全部書きます!
爺さん、家族よりも仕事を優先する人生を過ごす。奥さん、娘から嫌われる。時代は流れて失業し、家を差し押えられてしまう。若い兄ちゃんに運び屋の仕事を紹介してもらう。麻薬を運ぶだけで大金手に入れることができて、金持ちになったことで、心の余裕が生まれ、家族と交流しようとする。しかし今までのツケが溜まりすぎて、家族に迎え入れてもらえない。そんな中、大きな運び屋としての仕事が舞い込む。頑張って運ぶ。そんな折、奥さんが危篤状態に。麻薬を運ぶの止めて奥さんの元へ。長い年月がかかったけど、やっと「家族」になることができた気がする。でも麻薬を運ばなかったから、マフィア的なのがブチ切れてる。なんやかんやあって、爺さん麻薬取締部隊に捕まる。死ななかったから、とりあえずはハッピーエンドじゃ!!!
めでたしめでたし
こんな感じ。
内容ありそうな感じがするんだけど、なんか映画を観るとびっくり。スカスカなのよ。いや、クリント・イーストウッド演じる爺さんが小粋なキャラだから、そういう部分は面白いんだけど、肝心のストーリーの本筋が薄い。
個人的なピークポイントが
ブラッドリー・クーパーとマイケル・ペーニャがコンビを組んで麻薬取締ごっこをしているところですね。
んで、逆に萎えたポイントは
ローレンス・フィッシュバーンとアンディ・ガルシアが出演しているんだけど、2人の役柄が「こいつ、いつも似たような役してんな」って思っちゃうほどの、既視感があること。
どちらも好きな役者なんだけど、薄味映画に、薄味の役柄で登場したから、びっくりするぐらいシラける。
「あー、いつもの感じね。はいはい。」みたいな見方をしてしまった。ごめん。
まとめ
最初、クリント・イーストウッドが伝説の運び屋なのかな?とか思ってたけど、ただセカンドキャリアとして運び屋になったという映画でした。
クリント・イーストウッドを主演にして、その他の豪華なキャストを使って、116分の映画で、着地するのが「家族を大切に」ってところなのが、なんともしょうもないな。という感想。
共感ポイントはないし、ドキドキワクワクもしない。
先が気になるという展開もしない。
爺さんのキャラに小粋さを感じたのと、マイケル・ペーニャが出演していたから、とりあえず★2.0
それと、糞ではないんだよね。なんでか分からないけど。ギリギリ。
そんなところで終わり。
鑑賞:2019.12.23