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リトル・ダンサー ~男がバレエしたってイイじゃないか!!!~【感想】

【タイトル】リトル・ダンサー   英2000

【監督】スティーブン・ダルドリー

【出演】ジェイミー・ベルジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス

【キャッチコピー】僕がバレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?

 

 

久しぶりではありますが、あいさつなどは割愛して、感想を書いていきたいと思います!

 

 

「リトルダンサー ポスター」の画像検索結果

 

横長の良い感じの画像がなかった....

 

 

 

評価

★★★☆☆(★3.0):青春、友情、家族愛、コメディ、性問題、エトセトラ。

 

久しぶりに古めの作品を観ました。2000年映画ですね。

2000年って聞くと古く感じない人もいるかもしれないけど、19年前って表記すると、なんかヤバくない?(語彙力が)

 

シンプルな映画ではありますが、色んな要素を盛り込んでいて、それでいて、詰め込みすぎてなく、かといってスカスカになっていないという、素晴らしい映画でした。

もちろん、ストーリーも面白いかったし、特に中弛みすることもなかったし、エンディングのあっさり感も良かった。

 

作中の時代はセクシャル的な部分で偏見が残っている時代でした。もしくは主人公が住んでいる片田舎では特に顕著だったのかもしれません。男の子はサッカー、ボクシング、レスリングをすべきだし、バレエなんてものを男がするのは間違っている。という意識が身近にある中、踊ること---バレエに魅了された11歳の男の子ビリーが主人公です。

 

パッと聞いた感じの映画のストーリーは重そうではあるけど、作中でビリーが走り出すと、踊り出すと、不思議と笑顔になれる不思議な映画です。しかも、家族愛を前面に出してくるシーンでは感動するという。ある意味、僕の情緒不安定さがバレてしまう映画です。

 

 

 

ざっくりあらすじ

1984年のイングランド、炭坑の町に住むビリーは父の言いつけでボクシングジムに通っていた。ボクシングジムの片隅で行われていたバレエの練習風景を見たビリーはバレエに魅了されていき、父には内緒でバレエの練習を始める。コーチの指導の下、才能を開花させていったビリーはバレエ学校の試験を受けようとするが...

 

 

 

青春:少年が好きなモノを見つけて、追いかける

友情:とある友達とのやりとり

家族愛:少年と父親の関係性、特に中盤からエンディングにかけて

性問題:バレエは男のするものじゃない、という考えからの脱却

コメディ:要所要所で魅せるビリーの踊りに動かされる登場人物と視聴者 

 

バランスが良い。本当に。これにつきる。

 

 

まとめ

ここまで結構褒めてきたけど、かと言って飛び抜けたところがあるかというと微妙な感じ。特別不満点がある訳でもないし、満足出来た点があった訳でもない。そういう意味で普通に面白かった。

 

個人的には父親の演技にグッときたんだけど、wikipediaが用意されてなかったんだよね。この作品以降、出演作とかないのかな?

 

ちなみに、バレエのコーチ役の人は「ハリー・ポッター」シリーズのモリー・ウィーズリー役の人です。びっくり。笑

 

 


『リトル・ダンサー』予告編

 

 

鑑賞:2019.12.04