祈りの幕が下りる時 ~加賀恭一郎の謎が明らかになる新参者完結編~
【タイトル】祈りの幕が下りる時 日2018
【監督】福澤克雄
【原作】東野圭吾
【キャッチコピー】事件の謎は、俺。俺なのか―――
お久しぶりです。
『祈りの幕が下りる時』という映画を観ました。この作品は東野圭吾原作でして、阿部寛主演のドラマ『新参者』の劇場版にあたる作品になります。
東野圭吾作品の中で現在までに10作品続いている加賀恭一郎シリーズです。連続ドラマに1回、特別ドラマに2作品、映画化2作品だったと思います。
他にはガリレオシリーズも有名ですね。ドラマ・映画で言うなら、福山雅治のやつ。小説も映像作品もどっちも好きです。
個人的に加賀恭一郎シリーズ好きなんですよ。全巻読んでますが、物凄く面白いです。
特に『赤い指』が好きなんですよね。特別ドラマ化もされているので、知っている人も多いかと思います。
んで、『祈りの幕が下りる時』は『新参者』シリーズ完結編となっております。
評価
★★★★★(★5.0):自分のブログだから★5.0個にするよ!!!!
僕は原作ファンなんですよ。物凄く好きな作品でして、加賀恭一郎という男が好きなんです。
原作を読んでいて、一向に登場しない母親のことであったり、所轄の刑事であり続ける理由と日本橋署に長く所属する理由が明らかにされず、父親を看取らなかった謎であったり、シリーズを通して積み重ねてきたものが「祈りの幕が下りる時」で一気に解放されるというかなんというか...。
もうね。面白かった。
そして、単純に加賀恭一郎の話だけでなく、犯人の罪の裏側にあった苦悩。
過去にあった重要な物語。親と子の絆。人と人との繋がり。
徐々に明らかになっていく事件。
あー。面白いとしか言いようがない。
キャストが良いんだよ。
もう少しあらすじ
滋賀県に住む女性が東京で殺害される事件が起きる。事件の担当になった松宮(溝端淳平)ら捜査一課は捜査に乗り出すも手掛かりが少なく難航してしまう。松宮は叔父であり、刑事でもある加賀恭一郎(阿部寛)に事件現場に残された遺品の中に日本橋付近の橋の名前が記入されたカレンダーを発見したことを伝える。すると、加賀は血相を抱えて事件の詳細を松宮に聞くのであった。
なんかミステリー物の映画のあらすじを書くのって難しく感じた。というか、映画の記事を久しぶりに書くから縮約力が弱くなっているかもしれん。もしくは、元々ないのかもしれん。
東京で事件が起こり、その事件を捜査していく中で、加賀恭一郎の謎が解明されていくという流れの映画になっています。
とは言え、シリーズを小説で追っていて、この作品だけは読めてないよ。って人はちゃんと小説を読んでね。
総括
『カメラをとめるな!』でブログ初の★5.0を出しました。
個人的には数値化することにはメリット・デメリットがあると思ってまして、限界まで★5.0を出さないようにしてました。まぁ、本当に★5.0にしたいと思える初見映画に出会えなかったてのもあるんだけど。
んで、初の★5.0を出したことによって、ハードルが少し下がりまして、言うなれば『カメラをとめるな!』は自分の好みを越えて★5.0を獲得したイメージで、『祈りの幕が下りる時』は自分の好みを全開に★5.0にした感じです。
言うてること分かるよね?
何が言いたいかって言うと、俺も分からん。