ガール・オン・ザ・トレイン ~酒は飲んでも飲まれるな!~
【タイトル】ガール・オン・ザ・トレイン
【監督】テイト・テイラー
【出演】エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン
【一言あらすじ】アル中の女が元夫につきまとう、サスペンス・スリラーな物語。
『クワイエット・プレイス』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラント、『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンが共演しておりまして、僕の中では話題になりました。なんとなく、トム・クルーズと共演した女優ってなんかしら有名になる気がするのは気のせいですかね?
とはいえ、エミリー・ブラントに関して言えば、結構前から有名作品に目立つ感じで出演しているし、そうでもないんですかね。レベッカ・ファーガソンはトム・クルーズとの共演以降出演作品が増えている気がしないでもない。
ちなみに、この作品でレベッカ・ファーガソンはトムという名前の男の人と結婚しています。
さららに、エミリー・ブラントはトムの元嫁です。ややこしいですね。僕だけですね。
感想・軽いネタバレ
評価
★★☆☆☆(★2.0):狭い世界でのやり取りで退屈した
105分の作品だけど、果てしなく長く感じた。正直、少し辛かった。アルコール依存症のレイチェル(エミリー・ブラント)の視点で映画は描かれていくのですが、なんというか、そういう病気のせいか、人との接点が少なく、接点があったとしても迷惑ガールなので、相手にしてもらえないし、そのせいで自分の思考との対話(そういう描写がある訳ではないけど)が多いような気がして、すごく映画内での世界が狭くて退屈でした。
そもそも映画のジャンル的にも重くなりがちですが、出演者全員の顔が重い。笑顔のシーンがほぼなくて、淡々と真顔で演技しているから、長く感じる。
もう少しあらすじ
アルコール依存症のレイチェルはお酒を飲むと、たびたび記憶を失うことがあった。それが原因で離婚し、職を失う。彼女の愉しみは電車の窓から見える理想の家族を観察することだった。しかし、理想である妻が不倫している場面を電車の中から目撃してしまう。いてもたってもいられなくなり電車を降りて、その家に向かうが、気付いたら傷だらけで家にいた。そして、ニュースでは不倫していた女が行方不明と報道される。フラッシュバックする記憶の断片の中にある真実とは...。
あらすじには書いてないのですが、レイチェルは結構ヤバい奴です。元夫のトムの家族に無言電話をかけまくったり、メールをしまくったり、新しい奥さんとの子どもを誘拐しようとしたり。
僕がアホなので登場人物が分かりにくかったです。一応まとめておきます。
レイチェル(エミリー・ブラント):アルコール依存症、トムの元奥さん
アナ(レベッカ・ファーガソン):トムの現在の奥さん、子どもがいます
トム(ジャスティン・セロー):レイチェルの元旦那、アナの現旦那
メガン(ヘイリー・ベネット):アナの子どものベビーシッター、スコットの奥さん
スコット(ルーク・エヴァンス):メガンの旦那
この先、映画の核心に触れていきますので、ご注意を。
結局のところ
この映画は時系列がバラバラに構築されています。時系列が飛ぶときはテロップが入るので、その部分では迷わないんですが、アナとメガンの容姿が似ていたり、家族が2つ出てきたり、その2家族の関係性が妙に近い(実際に近所だし)から難しくなっちゃいました。なので、上記に書いた登場人物紹介を詳しく書いていき、あらすじにも付け足しをする感じで書いていきます。
レイチェル(エミリー・ブラント):アルコール依存症、トムの元奥さん、アナに対して“恨み”とまではいかないが攻撃的な思考を持っています。酔った勢いで攻撃的になります
アナ(レベッカ・ファーガソン):トムの現在の奥さん、子どもがいます、レイチェルの度重なる言動によって恐怖心を持っています、メガンと似ている
トム(ジャスティン・セロー):レイチェルの元旦那、アナの現旦那、メガンと不倫関係にあります
メガン(ヘイリー・ベネット):アナの子どものベビーシッター、スコットの奥さん、トムと不倫関係にあります、アナと似ている
スコット(ルーク・エヴァンス):メガンの旦那
こんな感じ。
結論から言うと、メガンを殺したのはトムでした。
レイチェルが傷だらけだったのは、事件当日にトムとメガンが一緒にいたところを見られてしまったので、記憶を飛ばすために暴力で解決しようとしたのでした。
「記憶を失う」というのは真実でしたが、レイチェルが攻撃的になるというのはトムが植えつけた偽の特徴だったのです。まんまと騙されちゃいました。
映画の流れ的には
レイチェルがアナを恨み、攻撃しにいこうとしたら、家にいたのは容姿の似たメガンで、間違ってメガンを殺してしまった。しかし酔っていたので、記憶がなく、自分がやってしまったのでは?と不安になるレイチェル...果たして真実は?
という感じで時間軸がバラバラなので、「バタフライ・エフェクト」とかをイメージしてしまったし
なんとなく、実は存在しませんでした。すべて妄想でした「シックス・センス」的なオチを想像していましたが、少し違いましたね。
あとがき
慣れない書き方をしたから疲れた。
しかも支離滅裂な文章になってしまった。
半分寝ながら、こういうジャンルの映画を観るべきではないし、そのあとPCの電源が付いているからって、そのコンディションの中で感想記事を書くべきでもないね(笑)
おやすみなさい。
鑑賞:2018.09.18