マイ・インターン ~ハンカチは女性に貸すために持つべきアイテムなのである!~
【タイトル】マイ・インターン 米日2015
【監督・脚本】ナンシー・マイヤーズ
【出演】ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ
【一言あらすじ】若手女社長と年配インターンの話。
久しぶりに分かりやすい映画を観ました!この場合の分かりやすいというのは、有名な俳優や女優さんが出ていて、大規模に宣伝をしていたりする映画のことです。笑
まぁ、ざっくり言うとそんな感じ。
どうしても映画ってメジャーな映画とマニアックな映画に分類されますよね。
バラエティーなんかで告知れるような映画はみんなが周知するし、観てみると割と安定した面白さがあると思います。
しかし、日本未公開の映画なんかはどうしても面白さに欠けたりします。仕方がないことかもしれないけど。
日本未公開であったり、上映スクリーン数が少なくても面白いものもあるんですけどね。
感想・軽いネタバレ
評価
★★★★☆(★4.0):笑えるところもあって面白かったよ!
少し甘めの評価かもしれませんが、個人的には爆笑できるシーンがあったので、★は4つ。アン・ハサウェイは綺麗だなぁ。なんかスッとしてるよね。細くて目力あって、カッコいい、けど、かわいい。みたいな。
ロバート・デ・ニーロもお茶目な感じでかわいい、それでいてカッコいい、出来る紳士を演じています。
台詞回しもオシャレ、アン・ハサウェイの服装、ロバート・デ・ニーロのスーツ姿&レトロなスーツケースもオシャレ、オシャレ感満載です。
シナリオは結構ベタで、ありきたりだし、進行もオチも割と読めちゃうのは仕方がないかな。
奇抜映画を楽しみたい方には向いてないと思います。普通の娯楽映画です。
もう少しあらすじ
定年退職をし、日々の生活に張りを感じられなくなったベン(ロバート・デ・ニーロ)はファッション関係の会社のシニアインターンに応募することに。面接に通ったベンが配属されたのはやり手の女社長ジュールス(アン・ハサウェイ)のアシスタント。ベンは誠実で、仕事ができるので周りからの信頼を集めていく。そんな中、仕事と家庭のことで大きな問題を抱えるジュールスはベンと接し、アドバイスをもらうことで成長していく。
こんなところでしょうか。大筋はベタだと思いますが、ベタだけでは終わらないのは、コメディ要素が多く笑いながら観れることと、映画内に敵がいなく平和的な映画でハートフルな仕上がりになっているからでしょうか。
あとはメインの2人以外にも面白いキャラがたくさんいて、面白いです。ファッションが好きな人はアン・ハサウェイの服装なんかも気になるんじゃないでしょうか。
個人的には映画内でミッションが行われるんですが、その下りが1番好きでした(笑)
オーシャンズ11ですよ。この映画はオーシャンズ11も楽しめる!笑
ハンカチは女性に貸すために。
シニアインターン制度によって仕事をしているベン。ファッション系の会社ということもあるし、新しい会社だからということもありますが、周りは若い人だらけです。社風のためカジュアルな格好で仕事をしていて、今時っぽい会社です。
ベンは紳士です。かっちりとスーツを着こなし、レトロなスーツケースを愛用し、そしてハンカチを携帯する。なんというか、レトロっていいな、紳士っていいな、こういうダンディズムな男になりたいなって思える映画です。
男の人ならベンのように、女の人ならジュールスのように、なりたいなぁ的なことを思うと思います。
ハンカチは自分のために持つものではないんですよ!
女性が涙した時に、さりげなく、綺麗な、ハンカチを、スッと差し出してあげるために持たなくてはならないのです。
これからは自分用のハンカチと、女性に貸すためのハンカチの2枚を持って外出しようと思います(笑)
まとめ
全体的にオシャレな映画に仕上がっていて、サクセスストーリーもありつつ、コメディもあり、ちょっとだけ考えさせられる、というか、応援してもらった気がするような映画ですね。
プラダを着た悪魔もそうでしたが、どっちかというと、女性のための映画でしょうか。
しかし、映画としては特に捻りもなく、普通に終わっていきます。1番手に名前が書いてあるのはロバート・デ・ニーロではありますが、映画の中のメインの人生はアン・ハサウェイ寄りですね。
映画『マイ・インターン』予告編(120秒)【HD】2015年10月10日公開
アン・ハサウェイは「プラダを着た悪魔」「レ・ミゼラブル」「ワン・デイ 23年のラブストーリー」「インターステラー」とかが好きです。
ロバート・デ・ニーロは「世界にひとつのプレイブック」「ニューイヤーズ・イブ」とかが好きですね。
どれも面白い映画です!
鑑賞:2016.09.04