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2016.04.09 BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 "BFLY"@京セラドーム

BUMP OF CHICKEN

STADIUM TOUR 2016 "BFLY"

京セラドーム 04月09日

 

セットリスト

00.カウントダウン

01.Hello,world!

02.パレード

03.K

04.カルマ

05.ファイター

06.宝石になった日

07.流星群

08.大我慢大会

09.孤独の合唱 (島)

10.ダンデライオン (島)

11.GO

12.車輪の唄

13.supernova

14.ray

15.虹を待つ人

16.Butterfly

 

en1.天体観測

 

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レポ・感想記事ですが、割と酷評になってます。

 

 

 

 

BUMP OF CHICKENのライブに行ってきました!

いつものようなレポを書きたいんだけど、その熱量がない。

なんでかというと、今までのライブで一番つまらなかったから。

正直、糞みたいなライブだった。

なんか会場全体の雰囲気が悪かった。メンバーもそうだし、観客も。

そしてなによりセトリがつまんない。

アルバム「Butterflis」のツアーだからアルバム収録曲が演奏されるのは分かる。

むしろ、新曲6曲を演奏してくれたのは嬉しかった。

最近のアルバムツアーでは何曲か日替わりだったり、セトリから漏れてて聞けない曲があったりしたからね。

問題は他の曲よ。

K、カルマ、ダンデライオン、車輪の唄、supernova、ray、虹を待つ人

そしてアンコールの天体観測

まじで2012年くらいからずっと同じ曲を演奏してる。他に持ち曲ないのか?って思うレベル。最近はコンスタントにライブをするようになってきたけど、2012~2014年はマンネリセトリだった。それでもなかなかライブをしなかった期間(2008~2011)を挟んでたし、「WILLPOLIS」というコンセプトの元、作り込まれたライブで少しマンネリを感じるが楽しめるライブだった。そして2015年の2本の単独ライブ、2016年の2月のアニバーサリーライブ。どちらもセトリ、演出面、メンバーの雰囲気、観客の雰囲気、なにもかもが完璧だった。それなのに、今回のドームツアーの出来。酷い。

 

ドーム・スタジアムツアーで新規のファンも多く来るだろうから定番曲を演奏するのは分かる。初めて行くバンドのライブで知らない曲ばかりを演奏されても「?」ってなるしね。

だから昔からの定番である天体観測、新しい代表曲のrayは良いよ。盛り上がるし。

でもね。他の曲はさ、これまでの映像作品にも収録されてるじゃん。いつでも観れるじゃん。飽きたわ。新規に寄りすぎてて中堅や、いわゆる古参と呼ばれるようなファンには物足りない。

我儘なのは分かってる。けど、そんなセトリじゃ満足できない。今回は指定席で良かった。だってつまんない曲のときは座って聞けるからね。

座って聞くと、今まで出た映像作品を見せられているような気がした。Kもカルマも虹を待つ人もrayも見たことあるよ。それぐらいの勢い。

 

そうするとさ、観客のノリが悪かったから、メンバーのノリが悪くなったみたいな意見があったりする訳ですよ。

いや、逆ですよ。BUMPが観客を盛り上げることができなかった。その力がなかった。初のドーム規模でのツアー&初めてライブでお披露目する楽曲で緊張したのかもしれんし、前日にあった事件が影響してるのかもしれん。

それでも、観客ってのは、お金を払って来てるんですよ。しかもチケ代高いし。

そんな中で行って、このセトリでは不完全燃焼ですよ。

もう、カルマや虹を待つ人じゃ盛り上がれない。もちろん、曲は大好きです。

 

他にも「文句言うなら行くな」みたいなこと言うやついるけど、その意見はお門違いだよ。

 

 

んでさ、ライブの時間も酷い。

2時間。少ねぇ。

終演予定20:00になってたのに、終わったのは19:10~20ほどだったかな。四捨五入したら19時なんですけど。

ドームツアーで2時間。これは酷い。

ミスチルは同じ京セラドームで28曲。

BUMPは17曲。

その差11曲。

なんだこれw

 

アジカン28曲。

安室奈美恵29曲。

いきものがかり23曲。

ももクロ29曲。

福山雅治26曲。

RADWIMPS24曲。

嵐31曲。

 

まぁ、自分が思いつくアーティスト、歌手のセトリの曲数を書いてみたけど

多いなぁ。羨ましいかぎりだ。

もしかしたらアイドル系のライブは曲をワンフレーズだけとか、メドレーとかにしてるのかもしれないけど、多いよね。

もちろん、20曲未満のアーティストもいました。

それでもよ。ドームという大きな会場を使っておきながら、テンポの悪い暗転を挟みまくって、淡白なMCをちょこちょこ挟んで、定番マンネリ曲を盛り込んで、そして計17曲の2時間の公演。キラキラ演出ばかり気にしやがって。他に気にするところあるだろ。BUMPはどんだけ、事務所・スタッフに飼いならされてるんだ?BUMPのファンはBUMPサイドに飼いならされすぎだろ。こんなセトリで満足できるのか?

 

新規ファンのために定番曲を盛り込むのであれば、全体的なボリュームも増やして、昔からのファンのためにあと2~3曲、久しぶりな曲を増やすっていう考えはなかったのだろうか。最近演奏していない曲をちょっと入れるだけで良かったのに。それで昔からのファンは感動するのに。

 

某掲示板では不満意見が多すぎてびっくりした。

 

 

こんな記事書いてると、1つも良くなかったのかというと、そうでもないんですよ。

「宝石になった日」は良かったですよ。勢いのある楽曲でラスサビの畳み掛けるような歌詞とそれを歌う藤原さんはカッコよかったです。個人的に好きな曲だったので、聞けて良かった。

他に「流星群」も圧巻の演奏でした。会場で配られたPIXMOBで照らされる会場はまさに流星群そのもの。メインモニターにも曲をイメージした映像が流れていて綺麗でした。

「Butterfly」はライブでは楽しい曲になるよね。ただ、京セラドームには向いてないかも。ジャンプしたくなる曲なのに、ジャンプ禁止なので曲の良さが半減してました。

他にも「大我慢大会」、島枠での「孤独の合唱」はコーラスであったり、手拍子があったり、「GO」は島からの繋ぎでイントロ延長verだったのはライブ感あっていいよね。

演出面もWP時代に比べてラボボールがなくて見やすい演出で良い感じ。

キラキラテープは2回発射されます。色は全5色みたいですね。コンフェッティも5色。アルバムロゴが印刷されてるのと、されてないものとあるみたいです。

 

MC部分はいつもより淡白な印象。

全体的に早く終わらせようとしていた感じ。

いつもは良い方向に働くgdgd感が、今回は悪い方向に働いてた。

 

1曲終わる度に暗転するのもテンポ悪くてだるい。

何も感じさせないくらい、圧倒的な勢いで2~3曲演奏してほしいんだよね。

これはずっと思ってたけど、まぁ曲の余韻を味わうにはええかってことにしていて

でも、今回のような余韻も糞もないセトリだと、この暗転がだるい。

 

あとね、曲中にメインスクリーンに流れる映像がダサい。

センスない。あれは中学生か高校生が情報や技術の授業で作ったんですか?て思える出来の物がいくつかあった。曲と合ってるものもあったけどね。

 

 

こんなに文句が出るとは思わなかった。

BUMPに限らず、ライブに行ったら満足して帰るものだと思ってた。

それなのに、1番好きであろうBUMPのライブで、こんな思いをするなんて。

悲しすぎて、ライブが終わった夜は朝の5時くらいまで寝れなかった。

不完全燃焼すぎて、いつもなら満足感や幸福感なんかですぐに眠りに落ちるのに、今回はダメだった。

 

大阪の2日目は、初日よりは盛り上がったみたいです。藤原基央誕生祭だったってこともあるし、初日の反省点を踏まえて改善したのかもしれん。

とりあえず、盛り上がったらしい。良かった。

でも、名古屋、福岡はどうなるのだろうか。藤原基央誕生祭のおかげで盛り上がったのだとしたら、名古屋・福岡は大阪初日のような感じになるのかもしらん。

 

 

ぜひとも、1か月先の公演では盛り上がるようなライブをしてほしいところです。

 

 

 

こんな感想記事だけじゃあんまりなので、もう少しファン寄りのレポを近いうちに書くつもりです。

とは言ってもマンネリ曲のレポは雑になるだろうけどね。

 

これを読んで不快な気持ちになったのであればすみません。

でも、僕の気持ちそのものです。