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映画の感想とか、日常とか。

アバウト・タイム~愛おしい時間について~  ~1日、1日を大切にしなきゃと思える作品。...映画のサブタイトルに「~」を使われると個人的に困る。~

【タイトル】アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜    米英2013/日2014

【監督】リチャード・カーティス

【出演】ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス

【内容】過去にだけタイムトラベルができる男ティム(ドーナル・グリーソン)が、最高の女性を手に入れるために奔走する映画。

 

 

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感想・軽いネタバレ

 

 

 

まず、映画のサブタイトルに「~愛おしい時間について~」ってあるんだけど、僕の映画記事のタイトルにも「~一言~」をつけるようにしてるから、やめてほしい。

なんて誰に向けた文句なのか分からないけど、思ったことだから書き残しておく。

 

さて、今回見た映画のジャンルは恋愛・SF(タイムトラベル)物。このジャンルでパッと思いつくのはキアヌ・リーブスサンドラ・ブロック出演の「イルマーレ」、アシュトン・カッチャー主演の「バタフライ・エフェクト(2・3は地雷)な僕ですが、両作品も好きですし、今回の「アバウト・タイム」も楽しめました!てか、オススメ作品です!

 

 

上記のざっくり内容をもう少し掘り下げると

21歳を迎える新年にお父さんから「お前にはタイムトラベルする能力がある!ただし自分の記憶にある過去だけな!」と聞かされて戸惑うティムが本作の主人公。

なんとなく冴えない雰囲気の彼がタイムトラベル能力を使って、彼女との最高の出会い方を演出したり、彼女に最高のプロポーズを演出したり、お世話になったひとの仕事を成功に導いたり、妹を助けたり、他にもなんやかんやと色々します。

主人公の冴えない雰囲気ってのは結構大事でありまして、それだけでリアルな感じがします。タイムトラベル能力を使ってオラオラしないところで僕らの共感を得ることができるのでしょう。それが映画を観終わったときの、じわーっとくるものに繋がる。

 

 

んで、便利なタイムトラベル能力ではありますが、1つ厄介なことがあります。ここでそれを言ってもしゃーないので言いませんが、この設定のおかげで、上手く感動要素も取り入れており、恋愛・SF・コメディ・ドラマが良いバランスで盛り込まれています。

個人的に好きな設定でした。

 

 

良かったところ

タイムトラベルのテンポが良い。失敗しても、すぐにやり直せて、前回ダメだった部分を修正して再挑戦できる。制限もないので何度でも同じ場面を繰り返せます。そしてタイムトラベルで変更したことは、未来でも継続される。例えば「タイムマシン」という映画では交通事故で死ぬ運命であったAさんをタイムマシンで助けても、強盗に襲われて結局死んでしまい、「死ぬ」という運命から逃れられないパターンのタイムトラベルものではないので良かったです。(と言ってもその手のタイムトラベル物も大好き)

あとは音楽の使われ方が良かった。特に駅で演奏している集団の音楽が好きでした。その部分にも注目してほしい。

そして、お父さんとのやり取りを含めて、映画が進んでいくと分かっていくことですが、この映画の言いたかったことは、タイムトラベルすると良いこと起こるよ!ってことではなく、1日1日を大切に。ということではないでしょうか。

 

 

悪かったところ

...特にないんじゃね?いや、どこか探したらあるはず。。。

うーん。あえて言うあら、ティムの友人にロクなのがいないってところでしょうか(笑)いや、良い人たちではあるんだろうけど、少しネジが飛んでるみたい。それがコメディシーンで発揮できるので、周り回って良かったところになるんだけどね。笑

 

 

 

 


映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』予告編 - YouTube

 

 

 

リチャード・カーティスは「ラブ・アクチュアリー」の監督もしています。

ドーナル・グリーソンはハリー・ポッターのビル・ウィーズリーなのね。今知りました。良い雰囲気の俳優です。

そしてそして、レイチェル・マクアダムスは可愛いですね。作中で可愛らしい女性を演じています。「きみに読む物語」「ミッドナイト・イン・パリ」「シャーロック・ホームズ」シリーズなどに出ています。

 

 

 

鑑賞:2015.11.22