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ノア 約束の舟~感想~

【タイトル】ノア 約束の舟             日米2014

【監督・脚本】ダーレン・アロノフスキー

【出演】ラッセル・クロウジェニファー・コネリーレイ・ウィンストン

【内容】創世記時代、アダムとイブはエデンから追放され、3人の子供カイン、アベル、セトを産む。カインはアベルを殺し、カインの末裔とセトの子孫は敵対する。セトの子孫であるノアは夢で神が大洪水で世界を沈めることを知る。ノアは穢れなき動物を守るために箱舟を作りはじめる。

【キャッチコピー】その舟に、すべての希望は託された

 

 

 旧約聖書などを読んでない僕は見始めて10分で「あー、失敗したかな?」って思ってしまった。知識なんてほとんど持ってなくて、知ってることと言えば、神様は7日で世界を創り、その中でアダムとイブを創り、その二人が禁断の果実を食べてしまったためにエデンを追放される。ってぐらいしか知りません。映画を見て少し知識が増えたかな。って感じです。

映画を見始めた最初は微妙だなぁ。この調子で2時間ちょっとかぁ。エマ・ワトソンローガン・ラーマンまだかなぁ。などと思っていたら少しだけ面白くなってきました。少しだけね。

ノアは神のお告げ的なもので大洪水が起こることを知るんですね。お告げの中で動物たちも洪水に巻き込まれてるのですが、その洪水から動物たちを助けようと箱舟を作りはじめます。ただ、それには敵がいたんですね。カインの末裔です。カインはすごく人間性のあるように思えました。「俺が世界の頂点に立ってやる。人間が世界の頂点だ」的な。

なんやかんやで大洪水が起こり、箱舟は出発するのですが、箱舟の中でノアは語ります。「人間はいてはならない」と。つまりノアを含む家族全員はいてはならないと。そんな中、長男の嫁さんが妊娠していることが分かりますが、その子供めぐるノアの思考はカインと比べると人間性のないものです。

この対比は面白かったです。

神の御言葉(的なもの)を遂行しようとするノア

我が欲望のまま行動しようとするカインの末裔

 

 

壮大スペクタクル映画でした。映像は綺麗で凄かったです。

つまらなかった訳ではないけど、すっごく面白い!って訳でもなく、旧約聖書にはこんなことが書いてあるのかーくらいの感想です。

まぁ映画なので旧約聖書の解釈には色んなものがあると思いますがね。

旧約聖書等の知識があるともっと楽しめるかもしれないです。

 

 

 

 

2014年度(第35回)ラジー賞においては最低監督賞、最低スクリーンコンボ賞、最低脚本賞、最低リメイク・盗作・続編賞の4部門でノミネート候補リストに入った。

ワシントン・ポスト』のキャスリーン・パーカーは本作を「Noah's Arc of Triumph」と呼び、「もしあなたが『ブレイブハート』、『グラディエーター』、『スター・ウォーズ』、『ロード・オブ・ザ・リング』、『インディ・ジョーンズ』、『タイタニック』のうち2本以上が好きならば、『ノア』を愛するだろう」と述べた。リチャード・ローパーは「これまでの映画で最も見事な、忘れられない聖書の叙事詩の一つ」と評した。

 

(Wikipediaより)

 

スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」「タイタニック」が好きな僕ですが、「ノア」を愛するまではならなかったです。

 

 

 

 

監督は「ブラック・スワン」で有名な方ですね。ナタリー・ポートマンが好きなのに未だに見てません。機会があれば見ます。

正直エマ・ワトソンローガン・ラーマンの2人目当てで見ました。エマの方はボチボチ活躍。ローガンの方も葛藤する役で良かったと思います。

ラッセル・クロウジェニファー・コネリーは「ニューヨーク 冬物語」でも共演しているようです。

 

 

 


『ノア 約束の舟』予告編 - YouTube

 

 

 

視聴:2015.04.22